管理者は、Account Reconciliation Managerを使用して、ポリシーに従って勘定科目照合を管理します。照合には次のステップが必要です:
管理者はユーザーを設定します。
管理者は必須の設定手順を完了します:
プロファイル・セグメントを定義します
頻度を設定します
複数通貨の場合、管理者は通貨を定義します。
管理者は、オプションの設定手順を完了します:
システム属性を設定します。
パワー・ユーザーのセキュリティを設定します。
経過期間プロファイルを設定します。
管理者は、勘定科目タイプごとに照合を実行する方法を決定し、照合の方法を制御するフォーマットを作成して情報を取得できるようにします。
管理者は、照合する勘定科目ごとにプロファイルを作成し、フォーマット、通貨設定、ワークフローなどの属性を割り当てます。
ソースおよびサブシステムの勘定科目残高が照合に適切に反映されるように、Oracle Hyperion Financial Data Quality Management Enterprise Edition (ERPI)でマッピング・ルールを構成します。
期間の照合を開始するため、管理者は、開始日および期限日に基づいて照合を作成する期間にプロファイルをコピーします。
管理者は、残高をインポートして、期間ステータスを「保留中」から「オープン」に変更します。このとき、自動照合の条件に一致する照合は、自動的に完了されます。
照合サイクル中、ユーザーは、割り当てられた照合および遅滞の電子メール通知を受信し、照合に直接アクセスするために電子メール内のリンクをクリックできます。
別の方法として、ユーザーは、Account Reconciliation Managerにログオンし、ダッシュボードと「リスト」ビューで、割り当てられた照合を確認してアクセスできます。
照合の準備は、構成されたワークフローに従います:
策定者は、照合を実行します。これには、勘定科目残高の検証や、すべての必須ドキュメントの提供が含まれます。
準備が完了すると、照合は、すべてのレビューが完了するまで、割り当てられたレベルのレビューを繰り返し実行します。
レビュー担当者は、策定者の作業の確認を担当します。作業に問題がなければ、照合は承認されます。改訂が必要な場合、照合は却下され、策定者に戻されます。参照者またはコメント作成者の権限を持つユーザーは、そのライフサイクル全体を通じて照合にアクセスできます。
Account Reconciliation Managerのユーザーは、1つ以上の期間にわたる選択された照合に対してレポート・バインダを定義して生成できます。レポート・バインダによって、管理者やその他のユーザーは、照合をオフラインで参照できます。また、これらのバインダは監査用としても役立ちます。