16 レポート・バインダの使用

レポート・バインダは、オフライン表示のために印刷または使用できる複数のバージョンの照合を作成する場合に使用します。レポート・バインダは、監査要求を満たすことができます。Account Reconciliation Managerシステムの使用について監査人をトレーニングすることなく、監査対象の照合のサブセットが含まれるバインダを作成できます。

レポート・バインダは、次から生成できます:

  • 「期間の管理」ダイアログ・ボックス

  • 「照合リスト」ビュー

1つ目の場合、バインダには選択した期間のすべての照合が含まれます。2つ目の場合、ユーザーは、「照合リスト」ビューに表示されているすべての照合を使用してバインダを作成するか、選択したレコード・セットのみを使用して作成するかを選択できます。「照合リスト」ビューからバインダを生成すると、そのバインダには、複数の期間の照合が含まれます。

レポート・バインダは、次のフォーマットを含むZIPファイルとして生成されます:

  • レポートの要約: バインダに含まれる照合のハイパーリンク付きのリストが格納されます。

  • 照合の詳細: 照合ごとに1つのファイルが作成されます。構成は、照合アクション・ダイアログ・ボックスの構成と非常によく似ています。ファイルには、少なくとも照合に含まれる各タイプの取引のリストが含まれます。取引の詳細を含めるように選択すると、取引ごとに完全なレコードの詳細が提供されます。

  • 添付: 照合に対する添付が格納されたフォルダが照合ごとに1つ含まれます(ただし、バインダの作成時に添付を含めることを選択した場合のみ)。