以前は環境レベルのみの設定であった一部の設定が、アプリケーション・レベルまで拡大されています。通常、アプリケーション・レベルでのOracle Hyperion Financial Managementのチューニングは、複数のアプリケーションを同じFinancial Managementアプリケーション・サーバー上で実行する必要があるのに、頻繁に使用されるアプリケーションが1つのみの場合に役立ちます。その場合、頻繁に使用されるアプリケーションをチューニングしてサーバーのメモリーの大部分を使用できるようにし、残りのアプリケーションではデフォルト値を使用してアプリケーションが利用できるメモリー量を制限します。Financial Managementアプリケーション固有またはサーバー固有の設定を使用するには、「構成設定」の章での説明に従って上書き手順を使用します。値の上書きを参照してください。
注:
上書きの優先順位は次のようになります:
アプリケーション固有設定が存在せず、インストール・レジストリ設定が存在する場合、インストール・レジストリ設定が使用されます。
アプリケーション固有設定が存在しない場合、サーバー・キーに定義された設定が使用されます。
アプリケーション固有設定もサーバー設定も定義されていない場合、デフォルト値が使用されます。設定およびデフォルト値については、構成設定を参照してください。
次の設定はアプリケーション固有設定でオーバーライドできます:
AllowOverlappingConsolidationOverride
AutoClearDeadTasks
AutoClearEAFlatfileTasksAfterSeconds
EnableRulesLogging
EnableRunningTasksMaskUserNames
DSStartupOption
MaxDataCacheSizeInMB
MaxNumConcurrentConsolidations
MaxNumCubesInRAM
MaxNumDataRecordsInRAM
MaxNumRetriesOfBaseLevelCalculation
MinDataCacheSizeInMB
NumConsolidationThreads
NumCubesLoadedBeforeCheckingLRU
NumDataLoadsAllowed
NumEAExportsAllowed
NumEAThreads
NumMinutesBeforeCheckingLRU
NumThreadsToUseWhenUpdatingCalcStatusSystemWasChanged