数値を丸めて、指定された小数点以下の桁数で戻します。
構文
Round(expression[, numdecimalplaces])
引数:
備考
Round関数は、偶数への丸め処理(大きい値への丸め処理とは異なる)を実行します。戻り値は、適切な小数点以下の桁数で、式の値に最も近い数値です。式が丸め処理可能な2つの値のちょうど中間である場合、この関数は、右端の数値が偶数である丸め処理可能な値を戻します。(大きい値への丸め処理関数では、丸め処理が可能な2つの値の中間にある数値は、常に大きい数値に丸められます。)
注:
偶数への丸め処理は、大きい値への丸め処理よりも統計的に正確な丸めアルゴリズムです。
次の例では、round関数を使用して、数値を小数点以下2桁に丸めます:
Dim MyVar, pi pi = 3.14159 MyVar = Round(pi, 2) ' Output: 3.14.
この例では、偶数への丸め処理の機能を示します:
Dim var1, var2, var3, var4, var5 var1 = Round(1.5) ' Output: 2 var2 = Round(2.5) ' Output: 2 var3 = Round(3.5) ' Output: 4 var4 = Round(0.985, 2) ' Output: 0.98 var5 = Round(0.995, 2) ' Output: 1
Dim MyVar MyVar = Round(5.678) 'Output: 6.
Dim MyVar MyVar = Round(-2.675, 2) ' Output: -2.68.