仕訳の抽出

アプリケーションから、仕訳、繰返し仕訳および仕訳テンプレートを抽出できます。仕訳を抽出するシナリオ、年、期間、エンティティおよび値ディメンションを選択できます。また、抽出する仕訳ステータス、仕訳タイプおよび仕訳の残高の種類を選択できます。

仕訳を抽出すると、マルチバイト文字セット(MBCS)をサポートするASCIIファイルに保存されます。デフォルトでは、仕訳ファイルにはJLFファイル拡張子が使用されます。メンバー・リストを抽出した後は、テキスト・エディタでメンバー・リストの情報を表示および変更できるようになります。

自動連結仕訳を外部システムに抽出できますが、その仕訳をOracle Hyperion Financial Managementに再インポートできません。これらの仕訳を抽出する場合、自動連結仕訳の残高の種類は空白です。

抽出プロセスが完了すると、ログのリンクが表示されるため、エラーを表示できます。

仕訳を抽出するには:

  1. 「連結」「抽出」「仕訳」の順に選択します。
  2. 仕訳を抽出するシナリオおよび年を指定します。
  3. オプション: 仕訳を抽出する期間を選択します。
  4. オプション: 抽出するエンティティおよび値ディメンションを、1つ以上選択します。

    自動連結仕訳を抽出するには、値メンバーとして[Proportion]または[Elimination]、あるいはその両方を選択する必要があります。

    注:

    期間、エンティティおよび値ディメンションでは、特定のメンバーを選択しないと、ディメンションのすべてのメンバーを抽出するとみなされます。ただし、メンバーを明示的に選択すると、ディメンションの横に複数の選択があることを示すプラス記号(+)が表示されます。

  5. 「区切り文字」に、ファイルの仕訳データを区切るために使用する区切り文字を入力します。次の文字が有効です:
    , ~ @ $ % & ^ | : ; ? \

    注:

    ファイル内の別の場所やファイル名で使われていない文字を使用します。たとえば、エンティティの説明にカンマを使用する場合、カンマを区切り文字として使用できません。

  6. 抽出する仕訳の種類を選択します:
    • テンプレート

    • 繰返しテンプレート

    • 仕訳

  7. オプション: 抽出する仕分けのラベルおよびグループを入力します。

    ワイルドカードとしてパーセント記号(%)を使用できます。

    自動連結仕訳の場合、連結ルールで指定した監査取引の種類値に対して「ラベル」フィールドで問合せを実行できます。ラベルには番号を使用できません。

  8. 抽出する仕訳のステータス、種類および残高の種類を選択するか、「すべて」を選択します。
  9. 「抽出」をクリックします。
  10. ブラウザに表示されるダウンロードの手順に従います。

使用しているWebブラウザによって、手順が異なります。ファイルは、設定したWebディレクトリに保存してください。