シナリオ、年および期間のエンティティにロックを適用して、エンティティの内部取引の以後の変更を防止できます。その期間に対して「転記前に照合」オプションが選択されている場合、エンティティをロックする前に、一致した取引および理由コードのある不一致の取引すべてを転記する必要があります。
注:
取引ロック・ステータスはデータ・ロック・ステータスとは異なります。データ・ロック・ステータスの詳細は、Oracle Hyperion Financial Managementユーザーズ・ガイドを参照してください。
「内部取引管理者」のセキュリティ役割が割り当てられている場合、プロセス・ステータス、ロック・ステータス、エンティティの詳細、内部取引の要約を表示し、電子メール・アラートを実行できます。
エンティティがロックされると、新規の内部取引を入力できません。また、既存の取引を削除または変更することもできません。ロックされたエンティティに取引を転記すること、転記を戻すこと、またはロックされたエンティティを含む取引の照合ステータスを更新することはできません。したがって、パートナ・エンティティがロックされていない場合でも、エンティティの照合ステータスは更新できないため、パートナは取引を照合できません。
たとえば、エンティティAがロックされているとします。エンティティAの以後の取引を入力できません。エンティティには転記や照合を実行できません。エンティティBがロックされていない場合は、パートナのエンティティAとのエンティティBの内部取引を持つことができます。ただし、エンティティBをエンティティAと照合しようとすると、エンティティAの照合ステータスを更新できないため、プロセスは失敗します。
提出フェーズを使用している場合は、すべてのフェーズが「発行済」ステータスを持つまでエンティティをロックできません。
エンティティをロックするには: