動的なルールを作成するには、メンバー名のかわりに表11-21のキーワードを使用して、年または期間の宛先ディメンションのメンバーを表します:
表11-21 期間および年のキーワードと説明
キーワード | 説明 |
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現在の期間または年。 |
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アプリケーションに有効な最初の期間または年。 |
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アプリケーションに有効な最後の期間または年。 |
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現在の期間または年の後の期間または年。 |
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現在の期間または年の前の期間または年。 |
注:
期間と年のキーワードでは大文字と小文字が区別されます。キーワードはすべて大文字で指定する必要があります。
プラス記号(+)とマイナス記号(-)を年と期間のキーワードに使用できます。この例は、現在の年より前の2年分のMisc勘定科目の値をMiscPast勘定科目に設定します。
HS.Exp "A#MiscPast = A#Misc.Y#CUR-2"
キーワードPrior、First、Last、CurrentまたはNextの直後にプラス記号(+)およびマイナス記号(-)および数字を使用する場合は、等式の順序で正しい構文を使用するように注意する必要があります。この場合は、次のメソッドのいずれかを使用してルールを記述できます。
変数を正しく区切るために、常に丸カッコを使用してください。例:
HS.Exp "A#9001_Group.C4#[None] = A#9001_Group.P#Prior" & "+(" & VAR & "*A#9001_Group.V#[ParentTotal])"
または
HS.Exp "A#9001_Group.C4#[None] = (A#9001_Group.P#Prior" & "+" & VAR & ") *A#9001_Group.V#[Parent Total])"