勘定科目別の自動照合

取引IDを使用して照合プロセスを実行するだけでなく、特定の勘定科目に基づいて勘定科目を照合し、取引を照合することもできます。ユーザーが指定したエンティティとパートナの照合プロセスが実行されます。照合される取引は、照合プロセス中に取引通貨ごとにグループ化されて、通貨グループごとに別々の照合コードが割り当てられます。

照合プロセスに含まれる取引ごとに、まず取引通貨額が、アプリケーションのデフォルトの換算ルールに基づいてアプリケーション通貨に換算されます。換算された金額は差額合計に追加されます。自動照合プロセスに含まれる取引ごとに換算が行われて、差額が計算されます。

注:

使用される換算レートは、特定の通貨とアプリケーションの通貨の換算レート勘定に保管されているレートです。

計算された差額合計は、期間の照合許容差額セットと比較されます。照合許容差額はアプリケーション通貨で表示され、金額はアプリケーション通貨の位取りで入力されます。

差額が許容範囲内の場合は、取引が一致したとみなされ、取引グループに照合コードが割り当てられます。

差額が許容範囲外の場合は、エンティティ通貨額がアプリケーション通貨に換算されます。取引通貨以外の取引には、エンティティ通貨額が使用されます。差額が許容範囲内の場合は、取引が一致したとみなされ、取引グループに照合コードが割り当てられます。