ステータスを判別するためのデータ・セルの色の使用方法

データ・グリッドのセルの色は、データに関する追加情報を示します。色を説明する凡例は、データ・グリッドの下部に表示されます。セルの色により、データ、算出ステータス、プロセス・コントロールなどの選択したセル・オプションによって異なるステータスを示すことができます。次の表に、データ・グリッドのデフォルトのセルの色を示します。デフォルトのセルの色は編集できません。

表4-1 デフォルトのデータ・セルの色

セルの色 意味

薄い黄色

変更済 - 次のいずれかを示します:

  • セルのデータが変更されていますが、まだ保存されていません。

  • 入力ステータスは「OK」ですが、調整のステータスが「OK」ではありません(CH、CNまたはTRN)。ノード・レベルの調整のステータスがCNになっている場合は、コントリビューションの計算の強制を実行して調整勘定メンバーのステータスをクリアする必要があります。

濃い黄色

影響(プロセス・コントロールおよび算出ステータスに表示)。基礎となるデータが変更されていることを示します。換算または連結を実行する必要があります。

入力 - これは入力セルです。データを手動で入力または編集できます。

オレンジ

無効 - セル視点は、ディメンション・メンバーの無効な組合せです。無効なセルでデータを入力することはできません。

ベージュ

ロック済 - セルがロックされているため、セル・データを変更できません。

OK - 最後の計算、換算または連結プロセスからデータが変更されていません。

薄緑色

データなし - セルにデータがありません。

薄緑色

ProRata - 要約レベルの期間でデータを入力し、既存のデータに基づいて基本レベルの期間に配分できます。

深緑色

表示のみ。データは表示のみで変更できません。

青のインディケータ

セル・テキスト - セルは、1つ以上のセル・テキストの説明を含むことができます。

赤のインディケータ

ライン・アイテム - セルは、ライン・アイテムの詳細を含みます。

緑のインディケータ

ドリル可能 - データがソース・システムからロードされ、セルからソースにドリルスルーできます。

無効なディメンション交差のセルで操作を行うことはできません。無効なディメンション交差では、最上位の親の詳細メンバーが使用されていないか、これらのディメンションに対して制限が設定されているため、データ入力できません。ディメンションの制限は、メタデータ・ファイルでメンバーを設定するときに設定します。たとえば、メタデータ・ファイルに売上勘定科目を設定して顧客がデータ入力できるようにする場合は、カスタム・ディメンションのSalesおよびNoneはデータ入力の無効な交差となります。

データのステータスを決定するには、データの算出ステータスとプロセス単位のレベルの両方をチェックする必要があります。算出ステータスの表示およびプロセス単位のレベルの表示を参照してください。