仕訳の作成

仕訳を使用して残高勘定に調整を入力し、データに加えた変更の監査証跡を管理できます。仕訳ラベルと説明、残高の種類、視点を入力して仕訳を作成し、金額を調整します。仕訳のフィルタやソートで使用する、仕訳のセキュリティ・クラスや仕訳グループも入力できます。作成した仕訳ステータスは「作業中」になります。

仕訳を作成する前に、視点バーで、シナリオ、年、期間および値のメンバーが、調整額を入力する正しいメンバーであることを確認してください。

仕訳グリッドとPOVの間で、エンティティ、ICPおよびすべてのカスタム・ディメンションをドラッグ・アンド・ドロップできます。仕訳明細行内のすべてのディメンションが同じである場合、ディメンションはPOVヘッダー情報に移動されます。これらが同じではない場合、仕訳明細に残ります。勘定科目ディメンションは明細行に残り、他のすべてのディメンションはヘッダーに残ります。単一エンティティの仕訳を作成する場合、仕訳行にドラッグせずにPOVヘッダーからエンティティ・ディメンションを使用できます。

仕訳データを入力する際は、仕訳をスキャンして、入力が有効であることを検証できます。この方法では、必要な変更を加えてから仕訳を転記できます。仕訳のスキャンを参照してください。

標準の仕訳を作成するには:

  1. 「連結」「仕訳」「管理」の順に選択します。
  2. 「新規」を選択し、次のいずれかのオプションを選択します:
    • 新規仕訳を作成する場合は、「仕訳」を選択します。

    • 仕訳テンプレートを使用するには、「テンプレートからの仕訳」を選択し、テンプレートを選択して、「OK」をクリックします。

  3. 視点を変更するには、ディメンション名をクリックし、「メンバー選択」からディメンション・メンバーを選択します。
  4. 「ラベル」で、仕訳ラベルを入力します。

    注:

    ラベルには最大20文字まで入力できます。次の文字は使用しないでください: . + - */ # {} ; , @ ” ラベルまたは説明に他の特殊文字を入力する必要がある場合、ラベル全体または説明を二重引用符で囲って入力する必要があります。

  5. 「残高の種類」で、種類(「貸借一致」「貸借不一致」または「エンティティで貸借一致」)を選択します。
  6. 「種類」で、「標準仕訳」を選択します。
  7. オプション: 「グループ」で、仕訳のグループを選択します。

    注:

    割り当てる仕訳グループは、アプリケーションに存在する必要があります。仕訳グループの作成を参照してください。

  8. 「セキュリティ・クラス」で、セキュリティ・クラスを選択するか、デフォルトのセキュリティ・クラスを使用します。
  9. オプション: 仕訳の説明を入力します。
  10. 「勘定科目」で、次のいずれかの方法を使用して勘定科目を選択し、「OK」をクリックします:
    • 「勘定科目」行をダブルクリックします。

    • 「メンバーの選択」をクリックします

    • 「アクション」「メンバーの選択」の順に選択します。

  11. オプション: ディメンションをPOVから表の行に移動するには、「ディメンションを表に移動」をクリックします。

    ヒント:

    行に対して選択されたディメンションをPOVに移動するには、行をクリックし、「ディメンションをPOVに移動」をクリックします。

  12. 「借方」列または「貸方」列に調整額を入力します。
  13. オプション: 行を追加するには、「アクション」「行の追加」の順に選択します。行は仕訳の一番下に追加されます。

    ヒント:

    エントリを削除するには、行を選択し、「行の削除」をクリックするか、または「アクション」「行の削除」の順に選択します。

  14. オプション: 仕訳をスキャンして、エントリが有効であることを確認します。仕訳を保存して、「スキャン」をクリックします。仕訳のスキャンを参照してください。
  15. 仕訳を保存するには、「保存」をクリックします。