内部取引の転記を戻す

ステータスが「転記済」になった内部取引には、変更を加えることができません。そのような取引は編集、削除できません。転記済取引を変更する必要がある場合は、取引の転記を戻し、必要な変更を加えてから、取引をもう一度照合して転記します。

取引の転記を戻すには、「内部取引の転記/転記の戻し」というセキュリティ役割を割り当てられている必要があります。

転記の戻しを行うと、残高勘定の金額が元に戻されて、ステータスが「転記済」から「転記の戻し済」に変わります。取引の転記を戻しても、照合ステータスは変わりません。

「すべての転記を戻す」を選択すると、フィルタ条件を満たすすべての取引の転記が戻されます。POVのすべての取引の転記は戻されません。進行状況バーに、進行状況(%)、ステータス、前回の更新時間が表示されます。進行状況はタスクの実行モジュールから確認することもできます。内部取引の進行状況の表示を参照してください。

内部取引の転記を戻すには:

  1. 「連結」「内部取引」「管理」の順に選択します。
  2. 内部取引のリストから、転記を戻す取引の横にあるチェック・ボックスを選択するか、または列ヘッダーから、「すべて選択」をクリックします。
  3. 次のいずれかのアクションを選択します:
    • 「転記の戻し」をクリックするか、「アクション」「転記の戻し」の順に選択します。

    • フィルタ条件を満たす取引の転記を戻すには、「すべての転記を戻す」をクリックするか、または「アクション」「すべての転記を戻す」の順に選択します。

  4. 「結果」タブで、転記結果を確認し、「OK」をクリックします。