プロセス単位のロックとロック解除

送信したデータの承認を受けた後、データをロックして変更できないようにする必要がある場合があります。ロックすることで、選択したカテゴリ、年、期間のエンティティのデータを変更できなくなります。データのロックやロック解除は、データ・グリッドまたはデータ・フォームで実行できます。

ロックまたはロック解除のセキュリティ・ロックがある場合は、プロセス単位をロックまたはロック解除できます。プロセス単位をロックする前に、これを発行する必要があります。プロセス単位を発行するには、「確認監督者」のセキュリティ役割と「すべて」のアクセス権が割り当てられている必要があります。

親エンティティをロックすると、そのすべての子孫も自動的にロックされます。プロセス単位のいくつかの子エンティティに対して「すべて」のアクセス権を持っていない場合は、そのような子エンティティのロック・ステータスがスキップされ、残りのエンティティの処理が続行されます。ただし、すべての子がロックされるわけではないため、非アクティブな子エンティティおよび親エンティティはロックされません。

親エンティティのロックを解除すると、そのすべての子孫のロックも自動的に解除されます。子エンティティが複数の親エンティティに従属する場合は、最初に手動ですべての親エンティティのロックを解除してから、子エンティティのロックを解除する必要があります。

フェーズ送信をサポートするアプリケーションでは、プロセス単位のすべてのセルがロックされる前に、そのステータスが「発行済」または「サポートされていません」になっていることが確認されます。また、ロック・ステータスを適用する前に、該当するフェーズのすべての検証勘定科目の値がゼロになっていることも確認されます。ロック・ステータスは算出ステータスで、プロセス単位全体に適用されます。

データをロックするには:

  1. データ・グリッドで、データをロックするセルを選択します。

  2. 右クリックし、「ロック」を選択します。

データのロックを解除するには:

  1. データ・グリッドで、データのロックを解除するセルを選択します。

  2. 右クリックし、「ロック解除」を選択します。