Oracle Platform Security Servicesのスキーマ・パスワードの変更

Oracle Platform Security Servicesのスキーマ・パスワードを変更するには:

1. SQL*Plusを使用してデータベースに接続します。SYSDBA権限を持つユーザーとして接続します。
2. 次のコマンドを発行します:

   SQL> ALTER USER schema IDENTIFIED BY new_password;
   COMMIT;
   

   ステップ3に進む前に、必ずコミット・コマンドを発行してください。

   SQL Serverの場合、次のコマンドを発行します:

   ALTER LOGIN user WITH PASSWORD = new_password;

3. WLSTコマンドmodifyBootStrapCredentialを実行して、JPS構成ファイルを更新します。
   1. 次のディレクトリからWLSTを起動します:

      ORACLE_HOME/oracle_common/common/bin/wlst.sh
      

   2. modifyBootStrapCredentialsコマンドでJPS構成ファイルへのフル・パスを指定します。例:

      modifyBootStrapCredential(jpsConfigFile='C:/Oracle/Middleware/user_projects/domains/EPMSystem/config/fmwconfig/jps-config.xml',username='VBC_OPSS',password='password1')
      

      この時点で管理サーバーを開始できますが、ログ・ファイルには例外が表示されます。

   3. リポジトリ・スキーマ・パスワードを変更する場合は、WebLogicコンソールまたはOracle Enterprise Manager Fusion Middleware Controlを使用して、対応するリポジトリ・データ・ソースのパスワードを変更する必要があります。WebLogic管理者資格証明を使用して、Oracle Enterprise Manager Fusion Middleware Controlにログインします(例: http://WebLogicAdminServerHost:7001/em)。

      1. WebLogicドメイン・メニューからJDBCデータ・ソースを選択します。
      2. 次の5つの各データ・ソースを編集し、パスワードを更新します:
         1. LocalSvcTblDataSource
         2. opss-audit-DBDS
         3. opss-audit-viewDS
         4. opss-data-source
         5. WLSSchemaDataSource
      3. 「JDBCデータ・ソース」の名前を選択します:
         1. 「構成」タブをクリックし、次に接続プール・タブをクリックします。
         2. 「パスワード」に新規パスワードを入力し、確認します。
         3. 「データベース接続のテスト」を選択して更新を確認します。
         4. 「保存」をクリックします。
         5. 5つのデータ・ソースをすべて更新します。
         6. 変更のアクティブ化を選択します。
         7. WebLogic管理サーバーを再起動します。
         8. EPMサービスを起動します。