EPM Systemのアーキテクチャについて

Oracle Enterprise Performance Management Systemは多層構成アプリケーション環境で、エンド・ユーザーのアクセスには主としてシンクライアント・アーキテクチャを利用するため、クライアント・マシンで必要なのはサポートされているブラウザのみです。クライアントと中間層サーバー間のネットワーク・トラフィックは、一般に通常のWebトラフィックを超えることはありません。

中間層のアプリケーション・サーバーが必要です。Oracle WebLogic Serverは、デフォルトのインストールで提供されます。

データ層はデータを異なる方法で格納する2つのコンポーネントで構成されています。Oracle Essbase環境では、データはサーバー・ファイル・システム上のデータベースに格納され、そこで計算されます。Oracle Hyperion Financial Management環境では、アプリケーション・フレームワーク、メタデータおよびテキスト・データがリレーショナル・リポジトリに格納されます。

ヒント:

PDF形式でコンポーネント・アーキテクチャ図の最適な表示を得るには、表示倍率を120%に上げてください。