デプロイメント・レポートの生成

Oracle Enterprise Performance Management Systemのデプロイが完了したら、次の情報がリストされたデプロイメント・レポートを生成できます:

  • EPMデプロイメント・トポロジ・レポート

    • 論理Webアドレス — 構成されているすべての論理Java WebアプリケーションおよびすべてのWebサーバー

    • アプリケーション層コンポーネント — このデプロイメントでEPMインスタンスごとに構成されたコンポーネント(各Java WebアプリケーションのJava WebアプリケーションURLおよびドメイン名を含む)

    • データベース接続 — EPM System製品用に構成されたすべてのデータベース

    • ユーザー・ディレクトリ — EPM System製品で使用されるユーザー・ディレクトリ; 構成済のセキュリティ・プロバイダは、Oracle Hyperion Shared Servicesで構成されているのと同じ順序でリストされます

    • データ・ディレクトリ — EPM System製品で使用されるデータ・ディレクトリ(共有ファイル・システムで必要とされるディレクトリを含む)

  • EPMデプロイメント履歴レポート — デプロイメント内の各サーバーの指定日におけるアクティビティの構成履歴

このレポートは、デプロイメント内で発生する問題の解決に役立ちます。たとえば、このレポートを使用して、WebLogicドメインが1つしかないことや、デプロイメントが正しい数のデータベース・スキーマをポイントしていることを確認できます。デプロイメント・レポートは、Oracle Hyperion Shared Services Registryデータベースから作成されます。デプロイメント内の任意のサーバーからレポートを生成でき、それにはEPM Systemサービスが実行中であることが必要です。

レポートにはデプロイメント履歴を示す追加セクションがあります

デプロイメント・レポートを生成するには:

  1. コマンドライン・ウィンドウを開き、EPM_ORACLE_INSTANCE/binに移動します。
  2. コマンドepmsys_registry.bat|.sh report deploymentを実行します。

    デフォルトでは、レポートはEPM_ORACLE_INSTANCE/diagnostics/reports/deployment_report_YYYYMMDD_HHMMSS.htmlとして保存されます。

    オプションのファイル名引数をコマンドに追加すると、別のファイル名で、または別の場所にHTMLレポートを保存できます。たとえば、次のコマンドを実行すると、レポートが<Local Drive>:/epm_setup/epm_deployment.htmlとして保存されます:

    epmsys_registry.bat|.sh report deployment <Local Drive>:/epm_setup/epm_deployment