デプロイメントに対して新規または既存のEPM Oracleインスタンスを指定します。
EPM Systemコンフィギュレータは、Oracle Enterprise Performance Management System製品の動的コンポーネント(実行時に変更できるコンポーネント)をEPM Oracleインスタンス・ディレクトリにデプロイします。EPM Oracleインスタンスのデフォルトの場所はMIDDLEWARE_HOME/user_projects/epmsystem1です。
通常、すべての製品を1つのマシンにインストールする場合、最初に構成する製品に対して新規のEPM Oracleインスタンスを作成します。その後の各製品については、既存のEPM Oracleインスタンスを変更します。
確認およびトラブルシューティングを支援するために、EPM Oracleインスタンス名をデフォルトのepmsystem1から一意の名前に変更できます。たとえば、Foundation1、Foundation2 (またはFND1、FND2)、FDMEE1、FDMEE2、HFM1、HFM2などです。
追加のインスタンスをインストールおよび構成して、スケール・アップまたはスケール・アウトします。Oracle Enterprise Performance Management Systemデプロイメント・オプション・ガイドを参照してください。
次の表に、EPM Oracleインスタンスの構成オプションを示します。
| EPM Systemコンフィギュレータ | 説明 | メモ |
|---|---|---|
| EPM Oracleインスタンスのホーム・ディレクトリ |
EPM Oracleインスタンスの作成先ディレクトリを指定します。デフォルトのEPM Oracleインスタンスの場所は |
|
| EPM Oracleインスタンス名 | EPM Oracleインスタンスの名前を指定します。デフォルトのEPM Oracleインスタンス名はepmsystem1です。既存のEPM Oracleインスタンスを変更するには、EPM Oracleインスタンス名を指定します。 |