Essbase 11g LCMエクスポート・ユーティリティを使用してOracle Essbaseアプリケーション(メタデータおよびデータ)をリリース11.2.12+からエクスポートします。
Essbaseリリース11.2.12+からアプリケーションをエクスポートするには:
EssbaseLCMUtility.zip
)をダウンロードします。
注:
11g LCMエクスポート・ユーティリティはターゲット21cインスタンス(リリース11.2.15に含まれます)からダウンロードする必要があるため、11g LCMエクスポート・ユーティリティをダウンロードする前に、ターゲット環境(11.2.15)の準備ができていることを確認してください。EssbaseLCMUtility.zip
ファイルを目的の場所にコピーしてから解凍します。
いずれかのファイルまたは共通コンポーネントがすでに存在していることを知らせるメッセージが表示されたら、「はい」をクリックして、ファイルを上書きします。
EssbaseLCMUtility.zip
ファイルを解凍すると、次のファイルおよびフォルダが表示されます:
input.properties
ファイルを開き、次のプロパティを更新します:
PS4_EPM_ORACLE_HOME PS4_EPM_ORACLE_INSTANCE PS4_EPM_DOMAIN_HOME PS4_ESSBASE_HOST PS4_ESSBASEPORT PS4_ESSBASEADMINUSER PS4_ESSBASEADMINPWD EXPORT_PATH = <Any local directory to keep the exported content> ESSBASEHOST = http(s)://host:9010/Essbase (target host) ESSBASE_DEPLOYMENT_TYPE = ESSBASE_ONLY Update user credentials of target host (Workspace login credentials) ESSBASEADMINUSER ESSBASEADMINPWD
JAVA_HOME
環境変数を設定する必要があります:
set JAVA_HOME=<Local Drive>:\Oracle\Middleware_Home\JDK set PATH=%JAVA_HOME%\bin;%PATH%
export JAVA_HOME=/Middleware_Home/JDK export PATH=$JAVA_HOME/bin:$PATH
コマンド・プロンプトから、EssbaseLCMUtility.zip
ファイルの解凍先ディレクトリに移動し、次のコマンドを実行します:ExportPS4EssbaseApps.bat
。
これで各アプリケーションが個別にエクスポートされます。
EssbaseUpgradeStatus.xml
で、エクスポート・プロセスの終了時のステータスを確認します。タグ<task status="SUCCESS" taskName="export">
でタスクが成功である場合、エクスポート・プロセスは成功しています。成功ステータスの後にエラー通知が記録されていても無視して構いません。たとえば、次のエラーを無視できます:
Error in getting source partition, please recreate it manually after the migration. Error received while retrieving implied share from outline.