アップグレードのためのFDMEEのアーティファクトの準備

Oracle Hyperion Financial Data Quality Management, Enterprise Editionをアップグレードするには、アーティファクトとスキーマをリリース11.2.12+からエクスポートして、リリース11.2.15にインポートします。

スキーマのエクスポートは、リリース11.2.15でインストールされるユーティリティを必要とするため、リリース11.2.15をインストールして構成した後で実行する必要があります。このタスクの手順は、この後のアップグレード・プロセスで説明します。

リリース11.2.12+からFDMEEのアーティファクトをエクスポートするには:

  1. outboxおよびoutbox/logsのディレクトリにある、リリース11.2.15環境では必要ないデータおよびログ・ファイルを削除します。
  2. リリース11.2.12+環境のアプリケーション・ルート・フォルダのディレクトリ全体を、リリース11.2.15環境からアクセス可能な場所にコピーします。

    アプリケーション・ルート・フォルダは、各FDMEEアプリケーションの受信ボックス、送信ボックスおよびログの格納場所です

    注:

    アプリケーション・ルート・フォルダのディレクトリを確認するには、Oracle Hyperion Enterprise Performance Management Workspaceで、「ナビゲート」「管理」「データ管理」の順にクリックします。「設定」タブをクリックしてから、「システム設定」をクリックします。「アプリケーション・ルート・フォルダ」で指定されたディレクトリを確認します。
  3. 異なるアプリケーション・ルート・フォルダを使用する複数のアプリケーションがある場合は、それらのフォルダもコピーします。