ODLを使用する製品のログは、製品のロギング構成ファイルでの設定に応じて自動的にローテーションされます。たとえば、ログのファイル・サイズがmaxFileSize
プロパティで指定された上限に達すると、そのログはローテーションされます。ODLログのローテーションは、メインのログ・ファイルをアーカイブしてメインのログ・ファイルを新たに作成することで行われます。たとえば、FoundationServices0.log
はOracle Hyperion Foundation Servicesのメインのログ・ファイルです。FoundationServices0.log
は、指定の最大ファイル・サイズに達するとFoundationServices
n.log
としてアーカイブされます。nはアーカイブ番号シーケンスにおける次の番号です。ローテーションとログ・ファイルの保存に影響を与えるODLログ・ファイル・プロパティの設定の詳細は、表3-9を参照してください。
log4jログのローテーションの設定を変更するには:
製品によっては追加ステップが必要になることがあります。
表3-10 CompositeRollingAppenderのプロパティ
プロパティ | 設定 |
---|---|
RollingStyle |
注意: RollingStyleが3の場合、時間に基づいてローテーションされたログとサイズに基づいてローテーションされたログでは命名規則が異なるため、紛らわしい結果になることがあります。また、削除カウンタは異なる方式でローテーションされたログを一緒にカウントしません。 |
DatePattern値 |
|
MaxFileSize |
デフォルト: 5MB |
MaxSizeRollBackups |
デフォルト: 5 |