カスタム・スクリプトの作成

カスタム・スクリプトは、メモ帳、Textpad、Oracle SQL Developerなどのテキスト・エディタで作成できます。スクリプトは、SQL文1つだけの場合もありますが、それより長い場には、文と文の間に区切り文字が必要です。必要な区切り文字はスラッシュ(/)で、それだけを独立した行に指定します。このスクリプトではストアド・プロシージャを実行できます。

スクリプトは、HPM_SQL_SCRIPTで説明されているように、HPM_SQL_SCRIPT表のSCRIPT列に貼り付けるか、その他の方法でロードします。HPM_SQL_SCRIPTに直接、スクリプトを入力しないでください。

注意:

事前および事後のスクリプトを作成できるのは、HPM製品スキーマに対するパスワードを持つシステム管理者みです。

カスタム・スクリプトを作成してロードするには:

  1. メモ帳、Textpad、Oracle SQL Developerなどのテキスト・エディタでカスタム・スクリプトを作成します。
  2. Oracle SQL Developerを使用して、HPM_SQL_SCRIPT表を開きます。表は、HPM製品スキーマ内で、製品表と同じ場所にある必要があります。
  3. 新しい行を挿入します。
  4. スクリプト・タイプなど、必要な値を表に入力します。HPM_SQL_SCRIPTを参照してください。
  5. SCRIPT列に、次のようにスクリプトをコピーします。
    • Oracle SQL Developerの場合、テキスト・エディタからスクリプトをコピーして貼り付けるか、更新文を使用してSCRIPT列に移入します。これはOracleに対するSQLスクリプトの例です:

      update my_table set my_column =5
      /
      update your_table set your_column =6
      /
      begin myproc; end;
      /
    • SQL Studioを使用するMicrosoft SQL Serverの場合、Update文を使用してSCRIPT列に移入します。これはSQL Serverに対するSQLスクリプトの例です:

      update my_table set my_column =5
      /
      update your_table set your_column =6
      /
      begin execute my_proc end
      /

      注意:

      同じスクリプトで複数のSQL文を指定する場合は、区切り文字「/」を間に含める必要があります。"/"文字は、各文の終わりごとに独立した行として入力してください。最後の"/"の後には改行文字を付ける必要があります。