属性計算ディメンションのEssbase命名規則

Oracle Essbaseによって属性計算ディメンション(Sum、Count、Min、MaxおよびAvg)で作成されるメンバーは、予約語とはみなされません。

これは、属性計算ディメンションでこれらの名前を変更してから、属性または標準ディメンションで標準名を使用できるためです。

アウトラインに一意のメンバー・アウトラインのタグが付けられている場合、Sum、Count、Min、MaxおよびAvgをメンバー名として使用しないようにしてください。たとえば、Maxを標準ディメンションとして使用してから、属性ディメンションを作成すると、Essbaseによってこの属性計算ディメンションにMaxメンバーが作成され、Essbaseによって重複名が検出され、次のエラー・メッセージが戻されます。

"Analytic Serverエラー(1060115): 属性の計算ディメンション/メンバー名はすでに使用されています。"

アウトラインに重複メンバー・アウトラインのタグが付けられており、Sum、Count、Min、MaxおよびAvgを基本メンバーとして使用する前に属性ディメンション(したがって属性計算ディメンション)が存在している場合、Essbaseでは重複名が許可されます。ただし、属性ディメンションを作成する前に合計、Sum、Count、Min、MaxおよびAvgを基本メンバーとして使用する場合、重複名は許可されません。