詳細Profitabilityアプリケーションは、Oracle Hyperion Profitability and Cost Managementのシステム表を保持し、インストール中に作成される同じ製品スキーマを共有します。
Profitability and Cost ManagementのUIと詳細Profitability計算エンジンがこのスキーマに接続します。レポート・ビューは、モデルの開発およびモデルの計算中に製品スキーマに作成されます。
このスキーマへのアクセスは通常、アプリケーション管理者とデータベース管理者に制限されます。レポート・ビューの権限がモデル・データ・スキーマに自動的に付与され、そのシノニムがモデル・データ・スキーマに自動的に作成されます。シノニムは、その製品スキーマに対する権限を付与することなく、そのスキーマにアクセスするユーザーに権限を公開します。
インストール後、詳細Profitabilityでは次のシステム権限(またはそれを含む役割)を製品スキーマに付与する必要があります。
Oracleデータベースの場合、詳細Profitabilityでは次のシステム権限(またはそれを含む役割)を製品スキーマに付与する必要があります。
CREATE TABLE
CREATE VIEW
CREATE ANY SYNONYM
DROP ANY SYNONYM
Microsoft SQL Serverの場合、詳細Profitabilityでは次のシステム権限(またはそれを含む役割)を製品スキーマに付与する必要があります。
CREATE TABLE
CREATE VIEW
製品スキーマに対するモデル・データ・スキーマのALTERまたはCONTROL(製品スキーマがモデル・データ・スキーマのオブジェクトを変更できる)
例外: 製品スキーマが管理者ユーザーdboまたはsaである場合、これらの権限がすでにあります。この場合、次の付与を実行する必要はありません。
注:
Profitability and Cost Management製品スキーマに関連付けられているユーザーにSYSADMIN役割を付与しないでください。これにより、そのユーザーのデフォルト・スキーマが変更されますが、デフォルト・スキーマはProfitability and Cost Management製品スキーマに設定しておく必要があります。
CREATE TABLE権限とCREATE VIEW権限を付与すると、Profitability and Cost Managementで、モデルの開発中およびモデルの計算中にシステム生成の表とレポート・ビューを作成できるようになります。
CREATE ANY SYNONYM権限とDROP ANY SYNONYM権限を付与すると、Profitability and Cost Managementで、製品スキーマに作成されるシステム生成のレポート・ビューに対するモデル・データ・スキーマのシノニムを管理できるようになります。
注:
これらのシステム権限を付与することが、組織でセキュリティ上問題になる場合は、これらの権限を留保し、システム生成のレポート・ビューに対するモデル・データ・スキーマに、手動でシノニムを作成することも可能です。このオプションを使用すると、モデル・データ・スキーマのみにアクセスするビジネス・データ・ユーザーにそれらを公開できます。