少なくとも1つのPOVディメンションが必要であり、最大4つ作成できます。ユーザーは、POVディメンションおよびその名前を定義します。計算は、各月または状況に固有の、POVのデータおよび計算ルールを使用して行われます。
代表的なPOVには「年」、「期間」および「シナリオ」が含まれます。Oracle Hyperion Profitability and Cost Managementのほぼすべてのアクティビティにおいて、最初のステップはPOVを選択することです。
注:
管理元帳モデルの計算ルールはPOVに固有です。計算ルールまたはルール・セット、あるいはグローバル・コンテキスト定義がPOV内に存在するためには、POV内のそのアーティファクトの一意の定義が必要です。
POVが「ドラフト」ステータスに設定されている場合のみ、モデルは編集可能になります(管理元帳のPOV状態の変更)。新しいドライバ、条件またはメンバーを反映するようにPOVを変更して、別のシナリオを作成できます。これらのシナリオを比較することにより、変更点がプロセスや最終結果にどのように影響するのかを評価できます。
また、同一のPOVの複数のバージョンを作成できるため、モデルの変更点がもたらす影響をモニターしたり、同一モデルの異なるバージョンを追跡することが可能です。