割当の作成

要素を見落とすことがないように、プロセスまたは配賦に使用するすべての割当を順番に作成することをお薦めします。すべての割当を作成後、モデルの構造を検証し、必要なドライバ選択が欠落していないことを確認します。

割当を作成するには:

  1. Oracle Hyperion Enterprise Performance Management Workspaceから、「ナビゲート」、「アプリケーション」、「Profitability」の順に選択し、表示するアプリケーションを選択します。
  2. 開いているモデルで、「タスク領域」から、「配賦の管理」、「割当」の順に選択します。
  3. 「割当」画面で、選択したモデルのPOVを選択し、「POVステータスのロード」 「POVステータスのロード」アイコン をクリックします。

    「割当」画面は、ステージや割当のソース交差の選択に使用されます。
  4. 「ソース」で、各ディメンションからメンバーを選択し、割当のソースの交差を作成します。ソース・ステージがあらかじめ選択されます。

    ソース・ステージの最初から2つのディメンションが、表示されているディメンションのすぐ上に表示され、ソース・ステージの最後の3つのディメンションは完全なメンバー・リストとともに表示されます。

    注:

    階層のメンバーを検索するには、列の下部にあるテキスト・ボックスにメンバー名を入力し、「検索」をクリックします。

  5. オプション: 「割当」画面に表示されるディメンションを並べ替えるには、「ディメンションの並替え」 「ディメンションの並替え」アイコン をクリックします。

    矢印キーを使用して、ディメンションを必要な順序で上下に移動させ、「OK」をクリックします。元の順序に戻すには、デフォルトの順序を使用をクリックします。

  6. オプション: 「宛先」の下で「メンバー・セレクタ」 メンバー・セレクタ を選択すると、使用可能な宛先のリストをフィルタ処理できます。
    1. 「フィルタ」 「フィルタ」アイコン を選択して、「フィルタ」ダイアログ・ボックスを表示します。
    2. 「名前」または「ステージ」にフィルタ条件を入力し、「OK」をクリックします。

      必要なアイテムの正確な名前を入力するか、アイテムの範囲を選択するワイルドカードとして末尾にアスタリスク(*)を使用する、または任意の1文字を選択する疑問符(?)を末尾に使用します。たとえば、文字"M"で始まるすべての宛先割当ルールを検索するには、「名前」フィールドに"M*"を入力します。文字の前にアスタリスクを入力しても(たとえば"*M")機能しません。

  7. 「宛先」で、「割当ルール管理を開く」 「割当ルール管理を開く」アイコン をクリックします。

    複数の割当ルールを追加するには、バルク・エディタの操作を参照してください。


    割当ルールの管理画面から、割当ルールを追加、編集または削除できます。
  8. 「割当ルール管理」画面で、「新規割当ルールの追加」 「割当ルール」ダイアログボックスを表示する「新規割当ルールの追加」アイコン をクリックします。割当ルールの作成を参照してください

    割当ルールの「名前」と「ステージ」、説明と検索タグを入力してから、割当ルールのディメンションを選択します。
  9. 「割当ルール」画面で、新しい割当ルールの詳細を入力します。

    • 「名前」に、新しい割当ルールの名前を入力します。

    • 「ステージ」から、ステージを選択します。

    • オプション: 「説明」で、新しい割当ルールの目的について説明を入力します。

    • オプション: 後で割当ルールの検索に使用する「検索タグ」を入力します。

  10. 「ディメンション」と「ディメンションの選択」で、矢印キーを使用してディメンション・メンバーを「選択済ディメンション・メンバー」列に移動します。
  11. オプション: 「データ・フィルタ」タブで宛先ステージをフィルタ処理するには:
    1. 「ステージ」から、宛先ステージを選択します。

      「データ・フィルタ」タブが表示されます。

    2. 「データ・フィルタ」タブをクリックします。

      「宛先ステージ」を選択すると、「データ・フィルタ」タブが表示されます。この表で、割当ルールに選択するディメンションとディメンション・メンバーを選択します。
    3. 「データ・フィルタ」タブの「列」で、割当ルールに使用するディメンションを選択します。

      右ペインに「フィルタ文」が表示されます。たとえば、「SELECT from Customer Zone Weight」など。

    4. オプション: 標準タイプのフィルタを作成するには、各フィールドをダブルクリックしてフィルタのパラメータを入力します。

      • 「操作」で、使用する操作のタイプを選択します(<、>、「等しい」、「等しくない」など)。

      • 「値」で、フィールドをダブルクリックして適切な値を入力します。

      • 「条件」でフィールドをクリックし、ドロップダウン・リストから「OR」または「AND」を選択し、フィルタ文を追加します。

    5. オプション: カスタム・フィルタを作成するには、「カスタム・フィルタの使用」をクリックします。「フィルタ文」と空白の編集ペインが表示されるので、数学的および構文的に正しいSQL式を入力します。

      「データ・フィルタ」タブで「カスタム・フィルタの使用」をクリックし、編集ペインにSQL式を入力します。
  12. 「OK」をクリックします。
  13. 「割当ルール管理」ダイアログ・ボックスで、矢印キーを使用して、ステージ・セットを選択し、「OK」をクリックします。

    「宛先」列には、選択したステージ・セットが移入されます。