比率ベースのドライバの定義

比率ベースのドライバを定義するには:

  1. Oracle Hyperion Enterprise Performance Management Workspaceから、「ナビゲート」「アプリケーション」「Profitability」の順に選択し、ドライバを作成するアプリケーションを選択します。
  2. 「タスク領域」から、「配賦の管理」「ドライバ定義」の順に選択します。

    「ドライバ定義」画面に、各ドライバの名前とタイプが表示されます。
  3. 「ドライバ定義」で、「新規ドライバの追加」 「新規ドライバの追加」アイコン をクリックします。

    「ドライバの定義」ダイアログ・ボックスを使用して、新しい比率ベースのドライバを作成します。
  4. 「演算タイプ」で、「比率ベースの配賦」を選択します。
  5. 「名前」で、新しいドライバに一意の名前を入力します。

    注意:

    /、+、@などの特殊文字や制限された文字をドライバ名に使用しないでください。インポート操作が失敗する原因になることがあります。最新の制限を表示するには、Oracle Essbaseデータベース管理者ガイドを参照してください。

  6. オプション: 「説明」で、ドライバの目的に関する簡単な説明を入力します。
  7. 「シーケンス優先度」で、計算の優先度を正の整数で入力します。デフォルトでは、100が表示されます。最も高い優先度は1です。詳細は、ドライバ優先度シーケンスを参照してください。
  8. 「宛先メジャーへの割当」で、「参照」ボタン 「参照」ボタン をクリックし、ドライバが配賦値を書き込む宛先メジャーを選択して「OK」をクリックします。
  9. 「ドライバ値の定義」で、ドライバが実行されるときの「ドライバ値」の値を決定するドライバ式を入力します。

    キーボードと「挿入」ボタンを使用して式を作成できます。式には、ソースと宛先の組合せが必要です。ドライバ式は、=destination.headcountという単純な形でも、ソース・メジャーと宛先メジャー、数学関数、SQLでサポートされている関数などを組み合せた複雑な形でも指定できます。

    「挿入」セレクタを使用するには:

    1. 「挿入」をクリックし、ドライバに使用可能なメジャーの「挿入」セレクタを表示します。
    2. ドロップダウン・リストからモデル内のステージを選択します。このステージにメジャーが「ソース」または「宛先」を適用します。

      使用可能なメジャーのリストに選択が反映されます。たとえば、「ソース」を選択した場合は、ソース・メジャーのみが表示されます。

    3. ディメンション・メンバー・リストから、式のメジャーを選択します。

      コンテキスト・メニュー コンテキスト・メニュー を使用して、メンバーの表示をフィルタまたは変更します。

      注:

      「フィルタ」と「ソート」は、「グリッド・ビュー」を選択したときにのみ使用できます。

    4. 「OK」をクリックします。
  10. 式を入力した後、「検証」をクリックします。

    SQLドライバ式が検証され、成功メッセージが表示されます。続行する前にエラーを処理します。

  11. オプション: このドライバでアイドル値を許可する場合には、「オプション」で、「アイドルを許可」を選択します。

    このオプションを選択した場合に、ソースで上書きが検出されると、その値が比率の分母として使用されます。

  12. オプション: 「アイドルを許可」を選択した場合は、「ドライバ値メジャーの合計の上書き」で「参照」 「参照」ボタン をクリックし、ソースで上書きが検出された場合に比率の分母として使用するメジャーを選択します。
  13. 「OK」をクリックして、新しいドライバを保存します。
  14. ドライバを1つまたは複数のディメンション・メンバーに関連付けます。詳細Profitabilityドライバの操作を参照してください。