ドライバ・データ・レポートの生成

データ・ドライバ・レポートは、モデルに入力されたドライバ・データのドキュメント作成、確認および更新を行います。

ドライバ・データ・レポートを生成するには、データベースがデプロイされ、データがロードされている必要があります(データのロードはオプションです)。

費用データに対するレポートと収益データに対するレポートは、別個に実行する必要があります。修正が必要な場合は、Oracle Hyperion Profitability and Cost Managementでモデル構造を変更するか、Oracle EssbaseまたはMicrosoft Excelで直接データを編集できます。

ドライバ・データ・レポートの実行時には、ログ・ファイルが自動的に生成され、エラーおよび警告がすべて記録されます。ログ・ファイル(validationReport.txt)は、Profitability and Cost Managementアプリケーション・サーバーを実行しているユーザーのホーム・ディレクトリに保存されます。

ドライバ・データ・レポートを生成するには:

  1. レポートを生成する前に、次のアプリケーションおよびサービスが実行されていることを確認します:
    • Oracle Hyperion Provider Services

    • Oracle Hyperion Shared Services

    • Essbase

    注:

    レポートを生成するには、データベースがデプロイされ、データがロードされている必要がありますが、計算されている必要はありません。ドライバ・データ・レポートを生成するには、データベースがデプロイされ、データがロードされている必要があります(データのロードはオプションです)。

  2. 開いているモデルで、「タスク領域」から、「検証」「ドライバ・データ・レポート」の順に選択します。

    「ドライバ・データ・レポート」画面が表示されます。


    「ドライバ・データ・レポート」は、基準の選択や、ドライバ・データ・レポートの生成に使用します。
  3. 選択されているモデルのPOVを選択し、「実行」 「実行」アイコン をクリックします。
  4. 「レイヤー」から、費用レイヤーまたは収益レイヤーを選択します。
  5. 「ソース・ステージ」から、レポートのソース・ステージを選択します。
  6. 「宛先ステージ」から、レポートの宛先ステージを選択します。
  7. 「ドライバ」から、データを検証するドライバを選択します。

    必要に応じて、セレクタ 「選択」ボタン をクリックし、「ドライバの選択」ダイアログ・ボックスからドライバを選択します。

  8. オプション: 欠落データのみを選択すると、欠落した、または不完全なドライバ・データが含まれる配賦のみをレポートできます。

    注:

    このオプションを選択しない場合は、すべての配賦がレポートに生成されます。

  9. レポートに含める割当のタイプを選択します:
    • 割当ルール

    • 通常の割当

  10. 「生成」をクリックし、選択したレポートを生成します。

    レポートの生成中は、「生成」ボタンが使用不可能になります。レポートが完了すると、確認メッセージが表示されます。レポートの場所(validationReport.txtファイルが作成される場所)までのパスと概算のファイル・サイズが示されます。

  11. 「OK」をクリックし、メッセージを閉じます。
  12. validationReport.txtファイルに移動し、レポートを確認します。

    期間で分けられた結果が表示されているドライバ・データ・レポートのサンプル。
  13. 生成されたレポートを編集して、欠落した、または不完全なデータのすべてに対応します。

    レポートはテキスト・フォーマットで直接編集でき、結果をEssbaseにインポートできます。

    また、ドライバ・データをMicrosoft Excelに貼り付けて編集し、元のレポート・ファイルに戻したうえでEssbaseにインポートできます。

  14. オプション: レポートを印刷するには、テキスト・ファイル・メニューから「ファイル」「印刷」の順に選択します。