Oracle Hyperion Enterprise Performance Management Systemライフサイクル管理では、移行プロパティを使用して移行に関するグローバル・パラメータを設定します。
移行プロパティを変更するには:
表6-2 移行プロパティとその説明
プロパティ | 説明 |
---|---|
double-encoding |
Oracle Hyperion Financial Managementアプリケーションの移行でUTF-8エンコードに加えてBase64エンコードを使用できます。 このプロパティは、混在リリース環境(Financial Managementの前のリリースとShared Servicesのこのリリースを使用する場合など)でFinancial Managementの移行を実行する場合にはサポートされません。混在リリース環境でFinancial Managementアプリケーションの移行を実行する場合は、このプロパティを デフォルト値: |
filesystem.artifact.path |
エクスポートされたアプリケーションが保管されるディレクトリの場所。これは、Shared Servicesが高可用性用に構成されている場合の共有ディスクの場所です。このパラメータをカスタマイズするには、この行のコメントを解除し、パスの場所を追加します。 デフォルト値: このパラメータはコメント化され、ライフサイクル管理エンジンではShared Servicesコンピュータのデフォルト・ファイル・システムの場所が使用されます( ノート: 分散環境間でデータ移行を可能にするには、 |
groupcount |
グループでの移行されるアーティファクトの数。
このオプションは、グループでの移行をサポートしている製品(Oracle Hyperion Planning、Financial Management、Oracle Hyperion Financial Close Management、Oracle Hyperion Financial Data Quality Management, Enterprise Edition)で使用可能です。Financial Close Managementのアーティファクトは、アーティファクトのサイズや数に関係なく常に1つのグループとして移行されます。 デフォルトのグループ数は30です。これは30のグループでアーティファクトが移行されるということです。アーティファクトのタイプ、アーティファクトのサイズ、アーティファクトの数に関するデータに基づいて、移行のパフォーマンスを改善するため、この値を変更できます。 デフォルト値: |
MSR.PURGE.EARLIERTO.DAYS |
ライフサイクル管理の移行に関連する管理設定。
この値より以前の移行は、24時間ごとに実行されるチェックに基づいて、Oracle Hyperion Foundation Servicesシステムの起動時に定期的に削除されます。 デフォルト値: |
report.folder_path |
移行ステータスのレポートとアーティファクトの概算レポートが保管されるディレクトリ。 デフォルト値: |
zip.threshold |
最大ZIPファイル・サイズのしきい値。
エクスポート・コンテンツのサイズがこのしきい値を超えると、エクスポート・コンテンツはフォルダとして保管されます。このサイズは1.8GBを超えることはできません。これより大きいサイズの圧縮およびダウンロードには、ブラウザとJDKの制限があります。 デフォルト値: |