Oracle Hyperion Enterprise Performance Management Systemライフサイクル管理による移行では、インポートおよびエクスポートのオプションを設定できます。インストールされた製品に対するオプションのみが表示されます。製品によってオプションは異なり、すべての製品にオプションがあるわけではありません。必要に応じて何も変更せずにデフォルトのオプションを受け入れることができます。
移行オプションはすべてのライフサイクル管理の移行にグローバルに適用できます。これらは移行定義ファイルで明示的にオプションを指定することで上書きできます。
移行オプションを設定するには:
例6-1 移行のインポート・オプション
表6-1 インポート・オプション
インポート・オプション | 説明 |
---|---|
Essbase Studio - インポート・モード | インポート・オプションを選択します:
ノート: 「移行オプション」ダイアログ・ボックスで指定された値を上書きするには、移行定義ファイルに次を直接入力します:
例:
移行定義ファイルに直接入力する場合の有効な値は |
Essbaseアプリケーション - アーティファクトを上書き | 「はい」の場合、宛先の場所にあるすべてのアーティファクトを上書きします。デフォルト値は「いいえ」です。
ノート: 「移行オプション」ダイアログ・ボックスで指定された値を上書きするには、移行定義ファイルに次を直接入力します:
例:
移行定義ファイルに直接入力する場合の有効な値は |
Essbaseアプリケーション - キューブの再構築 | 次のいずれかのオプションを選択します:
ノート: 「移行オプション」ダイアログ・ボックスで指定された値を上書きするには、移行定義ファイルに次を直接入力します:
例:
移行定義ファイルに直接入力する場合の有効な値は |
FDMEE - 検証のスキップ | <guilabel moreinfo="none">インポート中に宛先の場所でのターゲット次元メンバーの検証をスキップします。
ノート: 「移行オプション」ダイアログ・ボックスで指定された値を上書きするには、移行定義ファイルに次を直接入力します:
例:
移行定義ファイルに直接入力する場合の有効な値は |
Financial Close Management - インポート・モード | 次のいずれかのオプションを選択します:
ノート: 「移行オプション」ダイアログ・ボックスで指定された値を上書きするには、移行定義ファイルに次を直接入力します:
例:
移行定義ファイルに直接入力する場合の有効な値は |
HFM - ディメンションのインポート・モード |
次のいずれかのインポート操作を選択します:
ノート: 「移行オプション」ダイアログ・ボックスで指定された値を上書きするには、移行定義ファイルに次を直接入力します:
例:
移行定義ファイルに直接入力する場合の有効な値は |
HFM - フェーズ送信割当てインポート・モード |
次のいずれかのインポート操作を選択します:
ノート: 例:
移行定義ファイルに直接入力する場合の有効な値は |
Shared Services - 最大エラーしきい値 | インポート・プロセスが停止されるまでに許容されるエラーの数。
ノート: 「移行オプション」ダイアログ・ボックスで指定された値を上書きするには、移行定義ファイルに次を直接入力します:
例:
移行定義ファイルに直接入力する場合の有効な値は |
Shared Services - インポート・モード | 次のいずれかのインポート操作を選択します:
|
例6-2 移行オプションのあるサンプルの移行定義ファイル
次に、移行オプションの行を太字で示したサンプルの移行定義ファイルを示します。
<Package>
<LOCALE>en_US</LOCALE>
<User name="admin" password="" />
<Task>
<Source type="Application" product="HUB" project="Foundation" application="Shared Services" />
<Target type="FileSystem" filePath="/exp1/HUB.Shared Services" />
<Options option="operation" Value="delete" />
<Artifact recursive="true" parentPath="/Native Directory" pattern="*" />
<Artifact recursive="true" parentPath="/Taskflows" pattern="*" />
</Task>
<Task>
<Source type="FileSystem" filePath="/exp22/HUB.Shared Services" />
<Target type="Application" product="HUB" project="Foundation" application="Shared Services" />
<Artifact recursive="true" parentPath="/Native Directory" pattern="*" />
<Artifact recursive="true" parentPath="/Taskflows" pattern="*" />
</Task>
</Package>