概要
ライフサイクル管理ユーティリティでは次のオプションが提供されています:
ファイル・システムを対象としたアーティファクトの移行
最後のエクスポート時刻以降に変更されたアーティファクトのリスト
エクスポートされたコンテンツで変更されたアーティファクトのリスト
Oracle Enterprise Performance Management System環境で変更された内容のリスト
注:
移行時に発生するエラーは、logging.xml
(MIDDLEWARE_HOME/user_projects/epmsystem1/Config/FoundationServices
ディレクトリ内)およびlog.directory
プロパティで定義されます。移行プロセス中に発生した問題は、エラー・ログをモニターして把握します。
移行を開始する前に
ライフサイクル管理ユーティリティを使用して移行を開始する前に、次を行います:
Oracle Hyperion Shared Servicesが実行されていることを確認します。
宛先環境をバックアップします。
移行定義を作成します。
オプション: 移行に使用するプロパティ・ファイルを変更します。
ライフサイクル管理ユーティリティの実行
ユーティリティを実行するには:
移行する場合は、宛先環境をバックアップしてください。
コマンド・プロンプト・ウィンドウを開きます。
ディレクトリをUtility.bat
の場所(MIDDLEWARE_HOME/user_projects/epmsystem1/bin
など)に変更します。
コマンド・プロンプトで次のテキストを入力して、ユーティリティを実行します:
Utility.bat c:/lcm/lcmdefinition.xml
c:/lcm/lcmdefinition.xml
は、移行定義ファイルがある場所です
Foundation Services以外のマシンからライフサイクル管理ユーティリティの実行
Oracle Hyperion Foundation Servicesが構成されているマシン以外のEPM Systemでライフサイクル管理ユーティリティを使用して移行を実行できるのは、EPM System製品が分散EPM System構成の一部として構成されているマシンのみです。ユーティリティを使用した移行は、EPM System製品がインストールされていないスタンドアロンのクライアント・マシンからは実行できません。
Foundation Services以外のマシンからライフサイクル管理ユーティリティを実行するには:
Utility.bat
(Windows)をEPM_ORACLE_HOME/common/utilities/LCM/11.1.2.0/bin
からMIDDLEWARE_HOME/user_projects/epmsystem1/bin
にコピーします。
MIDDLEWARE_HOME/user_projects/epmsystem1/bin
に移動し、Utility.bat
を実行します。