アプリケーション・グループの操作

通常、デプロイしたアプリケーションは、Oracle Enterprise Performance Management Systemによって、デプロイ時に選択した既存のアプリケーション・グループか、デフォルト・アプリケーション・グループ内に置かれます。

アプリケーション・グループはEPM Systemアプリケーションのコンテナです。たとえば、アプリケーション・グループには、Oracle Hyperion Planningアプリケーションが含まれている場合があります。アプリケーションが属すことのできるアプリケーション・グループの数は1つですが、アプリケーション・グループには複数のアプリケーションを含められます。

EPM System製品では、アプリケーションは独自のアプリケーション・グループ内に置かれます。EPM System製品によって独自のアプリケーション・グループが作成されない場合、アプリケーション・グループ(たとえば、デフォルト・アプリケーション・グループ)を選択し、アプリケーションを整理します。

Oracle Hyperion Shared Servicesに登録されているが、アプリケーション・グループに追加されていないアプリケーションは、ビュー・ペインの「デフォルト・アプリケーション・グループ」ノードの下にリストされます。「デフォルト・アプリケーション・グループ」ノードに一覧表示されているアプリケーションの役割にユーザーおよびグループをプロビジョニングし、プロビジョニング情報を失うことなくアプリケーションをアプリケーション・グループに移動できます。必要に応じて、カスタムのアプリケーション・グループを作成できます。

注:

アプリケーション・グループを作成および管理するには、Shared Services管理者またはプロジェクト・マネージャである必要があります。Shared Services管理者はすべての登録済アプリケーションを使用できます。プロジェクト・マネージャは自分がプロビジョニング・マネージャであるアプリケーションのみ使用できます。

アプリケーション・グループの作成

アプリケーション・グループの作成中、新規アプリケーション・グループにアプリケーションを割り当てることもできます。

アプリケーション・グループを作成するには:

  1. Oracle Hyperion Shared Services Consoleを起動します。

    Shared Services Consoleの起動を参照してください。

  2. ビュー・ペインで、「アプリケーション・グループ」を右クリックし、「新規」を選択します。

    「新規アプリケーション・グループ」画面が表示されます。

  3. 「名前」に一意のアプリケーション・グループ名を入力し、「説明」にはオプションの説明を入力します。

  4. このアプリケーション・グループにアプリケーションを割り当てるには:

    • 「アプリケーション・グループのアプリケーションのリスト」から、割り当てるアプリケーションを含むアプリケーション・グループを選択します。

    • 「リストの更新」をクリックします。

      「使用可能なアプリケーション」リストにアプリケーション・グループに割り当てることのできるアプリケーションが表示されます。

    • 「使用可能なアプリケーション」でアプリケーション・グループに割り当てるアプリケーションを選択し、「追加」をクリックします。

    • 割り当てられたアプリケーションを除去するには、「割り当てられたアプリケーション」から除去するアプリケーションを選択し「削除」をクリックします。現在のセッションで割り当てたアプリケーションをすべて除去するには、「リセット」をクリックします。

    1. 「アプリケーション・グループのアプリケーションのリスト」から、割り当てるアプリケーションを含むアプリケーション・グループを選択します。

    2. 「リストの更新」をクリックします。

      「使用可能なアプリケーション」リストにアプリケーション・グループに割り当てることのできるアプリケーションが表示されます。

    3. 「使用可能なアプリケーション」でアプリケーション・グループに割り当てるアプリケーションを選択し、「追加」をクリックします。

    4. 割り当てられたアプリケーションを除去するには、「割り当てられたアプリケーション」から除去するアプリケーションを選択し「削除」をクリックします。現在のセッションで割り当てたアプリケーションをすべて除去するには、「リセット」をクリックします。

  5. 「終了」をクリックします。

  6. 「追加作成」をクリックし、別のアプリケーション・グループを作成するか、「OK」をクリックしてステータス画面を閉じます。

アプリケーション・グループ・プロパティの変更

プロパティおよびアプリケーションの割当てなどアプリケーション・グループの設定はすべて変更できます。

注:

また、別のアプリケーション・グループからアプリケーションを移動することで、アプリケーション・グループにアプリケーションを追加することもできます。アプリケーションの移動を参照してください。

アプリケーション・グループを変更するには:

  1. Shared Services Consoleを起動します。

    Shared Services Consoleの起動を参照してください。

  2. ビュー・ペインで「アプリケーション・グループ」を選択します。

  3. 「参照」タブでアプリケーション・グループを右クリックし、「開く」を選択します。

  4. 必要に応じてアプリケーション・グループ・プロパティを変更します。

    アプリケーションの割当てまたは削除の詳細は、アプリケーション・グループの作成を参照してください。

  5. 「保存」をクリックします。

アプリケーション・グループの削除

アプリケーション・グループを除去すると、アプリケーションとアプリケーション・グループとの関連付けが除去され、アプリケーションからプロビジョニング割当てが削除されて、アプリケーション・グループも削除されます。

アプリケーション・グループを削除するには:

  1. Shared Services Consoleを起動します。

    Shared Services Consoleの起動を参照してください。

  2. ビュー・ペインでアプリケーション・グループを右クリックし、「削除」を選択します。

  3. 「はい」をクリックします。

注:

デフォルト・アプリケーション・グループまたは基本アプリケーション・グループは削除できません。Shared Services Consoleのファイル・システム・ノードを削除することもできません。