データ・ソースの作成

Oracle Hyperion Planningアプリケーションには、別のリレーショナル・データベースをポイントする独自のデータ・ソースが必要です。新規データ・ソースを作成し、別のアプリケーションで使用される既存のリレーショナル・スキーマに関連付ける場合、アプリケーション作成プロセスは以前に作成されたアプリケーションのリレーショナル表を上書きします。

アプリケーション管理のデータ・ソースを作成するには、データ・ソース名と説明を入力してリレーショナル・データベースを選択し、リレーショナル・データベースとOracle Essbaseサーバーの詳細を指定します。リレーショナル・データベースとEssbaseサーバーのパスワード情報は暗号化されて保管されます。アプリケーションをUnicodeモードに設定することもできます。Unicodeモードのアプリケーションでは、複数の文字セットに対応しています。EssbaseでUnicodeモードのアプリケーションを操作する際、UTF-8のエンコード・フォームで解釈されて文字テキストが保管されます。Unicodeモード・アプリケーションの文字ベースのアーティファクト(メンバーおよび別名など)では、異なる言語から文字を含めることができます。詳細は、Oracle Essbaseデータベース管理者ガイドを参照してください。

アプリケーション管理のデータ・ソースを作成するには:

  1. Planningアプリケーション・ウィザードで「データ・ソースの管理」をクリックし、「アクション」「作成」を選択します。Planningアプリケーション管理を使用したアプリケーションの設定を参照してください。Planningで、「管理」「データ・ソースの管理」の順に選択してから、「アクション」をクリックして「作成」を選択する方法もあります。
  2. データ・ソース名と説明を入力します。
  3. アプリケーション・データベースの詳細を指定します:
    • データベース - リレーショナル・データベース

    • サーバー - データベースをホストするサーバー

    • ポート - ポート(ポートの詳細は、『Oracle Hyperion Enterprise Performance Management Systemインストール概要』を参照)

    • サービス名またはSID - Oracleサービス名またはSID (orclなど)

    • ユーザー - データベースのユーザー名

    • パスワード - データベース・パスワード

  4. 上級ユーザーのみ: 必要に応じて、「サーバー」および「ポート」フィールドの情報のかわりにカスタムURLを使用してデータ・ソースを作成します。「カスタム」をクリックしてから、データ・ソースのURLを「接続URL」に入力します。

    EPM Systemコンフィギュレータを使用したデータベースの構成の詳細とURLの例は、Oracle Enterprise Performance Management Systemインストールおよび構成ガイドを参照してください。

    カスタムURLを入力すると、サーバーとポートの前の接続設定が上書きされます。カスタムURLを削除し、サーバーとポートの前の設定に戻るには、「カスタム」チェック・ボックスをクリアします。Oracle RAC構成が使用されている場合、Planningデータ・ソースの作成中、RAC詳細が「カスタムURL」に表示されます。

  5. 「検証」をクリックし、指摘されている問題を修正します。
  6. 次のEssbaseサーバーの詳細を指定します:
    • サーバー - サーバー名(構成中にEssbaseエージェント・ポートのデフォルトのポート番号を変更した場合、Oracle EssbaseサーバーはServerName:newPortNumberのフォーマットである必要があります。たとえば、構成時にポート番号が1400に設定され、サーバーがローカルで実行されている場合、サーバー名はこのフォーマットを使用してServerName:1400.となります)。

    • ユーザー - サーバーのユーザー名

    • パスワード - サーバーのパスワード

    • オプション - アプリケーションをUnicodeモードに設定するには、「Unicode」を選択します。

      詳細は、Oracle Essbaseデータベース管理者ガイドを参照してください。

  7. 「検証」をクリックし、指摘されている問題を修正します。
  8. 「保存」をクリックします。