承認の役割

Oracle Hyperion Planningの承認を管理するには、承認の役割を割り当てられている必要があります。

  • 承認管理者 - 承認管理者は一般的に組織内のある地域を担当するビジネス・ユーザーであり、その地域の承認プロセスを管理する必要がありますが、Planning管理者の役割を付与される必要はありません。承認管理者の役割には、承認所有権割当て者、承認プロセス・デザイナ、承認スーパーバイザといったPlanningの役割が含まれます。

  • 承認所有権割当て者 - プランナの役割で実行できるタスクを行います。また、書込み権限を持つプランニング・ユニット階層の任意のメンバーに対し、所有者の割当て、確認者の割当ておよび通知対象のユーザーの指定を行えます。

  • 承認プロセス・デザイナ - プランナおよび承認所有権割当て者の役割で実行できるタスクを行います。また、書込み権限を持つプランニング・ユニット階層の任意のメンバーに対し、書込み権限を持つエンティティのセカンダリ・ディメンションとメンバーの変更、プランニング・ユニット階層に対するシナリオとバージョンの割当ての変更、アクセス権を持つフォームのデータ検証ルールの編集を行えます。

  • 承認スーパーバイザ - 書込み権限を持つプランニング・ユニット階層の任意のメンバーに対し、プランニング・ユニットの停止と起動、プランニング・ユニットに対する任意のアクションを実行できます。承認スーパーバイザはプランニング・ユニットを所有していない場合でも、前述のアクションを実行できます。ただし、プランニング・ユニットを所有していない場合、そのデータの変更は行えません。

これらの役割の詳細は、 Oracle Enterprise Performance Management Systemユーザー・セキュリティ管理ガイド を参照してください。