複合フォームの埋込みチャート

管理者はデータをセクション内にチャートで表示するように複合フォームを設計できます。プランナが下線付きのリンクまたはチャート領域をクリックすると、次のレベルにドリル・ダウンすることもできます。

設計案:

  • 上部セクションをチャートとして表示し、下部セクションをグリッドとして表示することで、プランナが下部のグリッドに入力したデータ(保存された場合)の影響を、上部にチャートとして表示することができます。

    複合フォームの上部のチャートと下部のグリッドのスクリーンショット

  • 同じアドホック・グリッドを2つ含み、1つはグリッドとして表示し、もう1つはチャートとして表示します。次にユーザーはアドホック操作(「ズーム・イン」「ピボット」「選択項目のみ保持」など)をグリッドで実行し、チャートでその変化を表示できます。

  • ダッシュボードを作成します。例:

    ダッシュボードとして使用される複合フォームのスクリーンショット

複合フォームにチャートを埋め込むには:

  1. 複合フォームを作成または編集し、「レイアウト」をクリックします。
  2. 複合フォームのセクションをクリックし、フォームを右クリックします。
  3. 「チャートとして表示」を選択します。

    「チャートとして表示」「グリッドとして表示」との間で切り替えることができます。

  4. 「チャートのプロパティ」で、チャート・タイプを選択します。

    表6-11 チャート・タイプ

    チャート・タイプ 説明
    各棒の長さに比例して値を独立変数(時間など)にわたって表します。
    水平棒 通常の棒グラフに似ていますが、横向きになっていることで、従属変数が横軸に表示されます。
    折れ線 時間とともにデータ・ポイント(様々な製品ラインの売上げなど)が線でつながれて表示されます。
    折れ線グラフと似ていますが、軸と軸との間の面と線が色で強調されます。
    円グラフの各区分は、データ・クラスを全体と関連させて比例して表します。
    散布 各点は、2つの変数に対するデータの分散を表します。

    チャート・タイプの選択時のヒントは画面上のテキストを読んでください。

  5. 「OK」をクリックします。
  6. オプション: チャートが表す値(凡例と呼ばれる)をチャートのどこに表示するのかを設定するには、「オプション」をクリックしてから「凡例」をクリックし、次のいずれかを選択してから「OK」をクリックします。
    • : 凡例をチャートの右に表示します(デフォルト)。

    • 最下位: 凡例をチャートの下に表示します。

    • : 凡例をチャートの左に表示します。

    • 最上位: 凡例をチャートの上に表示します。

  7. オプション: チャートのラベル(メンバー名や別名など)を表示する場所を設定するには、「オプション」で、「ラベル」をクリックし、次のいずれかを選択してから「OK」をクリックします。
    • 外側最大: ラベルを棒グラフの上に表示します。棒グラフ以外では、正の値の場合はデータ・ポイントの上に、負の値の場合はデータ・ポイントの下にラベルを表示します。「外側最大」がデフォルトです。

    • 中央: ラベルは棒グラフの中央に表示されます。棒グラフ以外では、正の値の場合はデータ・ポイントの上に、負の値の場合はデータ・ポイントの下にラベルが表示されます。

    • 内側最大: ラベルは棒上の上端近くに表示されます。棒グラフ以外では、正の数の場合はデータ・ポイントの下に、負の数の場合はデータ・ポイントの上にラベルが表示されます。

    • 内側最小: ラベルは棒上の内側の下端近くに表示されます。棒グラフ以外では、正の値の場合はデータ・ポイントの上に、負の値の場合はデータ・ポイントの下にラベルが表示されます。

    • 最大エッジ: ラベルは棒グラフの上に表示されます。棒グラフ以外では、データ・ポイントにラベルが表示されます。