グローバル仮定を使用したフォームの設計

フォーム設計者は、通常、減価償却値、税率、単価など、グローバル仮定(「ドライバ」、「ドライバ・データ」とも呼ばれる)を格納する特定の目的のフォームを作成します。これは、Oracle Hyperion Enterprise Performance Management System Lifecycle Managementを使用してフォームのドライバ・データを移行する(たとえばテスト環境から本番環境に)場合に役立ちます。このようなフォームは、通常は小さく、計算を処理する参照表として使用されます。

単一のフォームの設計時に、テスト環境から本番環境へのグローバル仮定の転送を有効にするには、「レイアウト」タブで、「グリッドのプロパティ」「グローバル仮定フォーム」の順に選択します。次に、税率などのドライバ・データを保管するフォームを更新します。Lifecycle Managementを使用して移行する場合、これにより、タグ付けされたフォームに含まれるドライバ・データを移行できます。グローバル仮定は、複合フォームまたは複数のセグメントを持つフォームとともに使用することはできません。