Differenceは、数値、行または列から別の数値、行または列を減算した差異の絶対値を戻す算術関数です。この関数は、Varianceとも呼ばれます。関数の構文:
Difference(arg1, arg2)
arg1からarg2が減算されます。これらの引数は、次の1つ以上の値を取ります:
引数 | 説明 |
---|---|
数値 |
数値。たとえば、Difference (3, 5)は、絶対値2を戻します。数値には、小数および負数も使用できます。 |
行、列または参照 |
グリッド内の行、列またはセルへのポインタ。参照の指定にはいくつかの方法があります。参照構文: 次の例は、フォームgrid1の2つの行の差を戻します: Difference(grid1.row[1],grid1.row[6]) |
関数 |
埋込み関数 |
注:
Difference関数は、arg2からarg1を差し引いた値の絶対値を戻します。引数のマイナス符号は、負数を示します。
例:
次の例は、絶対値8を戻します。
Difference(3, -5)
次の例は、2つの集約列の差を戻します。
Difference( column[E], column[G] )
注:
テキスト・ラベルには、"Difference"と"Variance"のいずれでも入力できます。