アクセス権限のレベル

Oracle Hyperion Planningアプリケーション要素にアクセス権限を設定すると、権限のないユーザーによるデータの表示または変更を防止します。アクセス権限はこれらのレベルで設定できます。

  • 外部ユーザー・ディレクトリによるプロビジョニングされたユーザーおよびグループの認証。 Oracle Enterprise Performance Management Systemユーザー・セキュリティ管理ガイド で、記載されているPlanningに関する情報を参照してください。

  • アプリケーション・グループ、アプリケーション、ディメンション、ユーザー、およびグループを管理するアクセス権限を設定するOracle Hyperion Shared Servicesの役割。たとえば、特定のタスクを実行するには、ユーザーにはこれらのShared Services役割が必要となります。

    • プロジェクト・マネージャ: Shared Servicesでアプリケーション・グループを作成および管理します。

    • プロビジョニング・マネージャ: アプリケーションでユーザーおよびグループを設定します。

  • ユーザー定義のディメンションを含む、ディメンション。ディメンション・プロパティの「セキュリティの適用」を選択することにより、メンバーに対してアクセス権限を割り当てます。「セキュリティの適用」の設定を省略またはクリアすると、すべてのユーザーがディメンションのメンバーにアクセスできるようになります。

    デフォルトでは、勘定科目、エンティティ、シナリオ、バージョン、年、期間、通貨の各ディメンションのアクセス権限が使用可能です。

  • アプリケーションごとに異なるユーザーおよびグループ。「アクセス権の割当て」を使用して、Planningアプリケーション・アーティファクトにアクセス権を割り当てます。

アクセス権限の更新後、アプリケーションをリフレッシュしてOracle Essbaseセキュリティ・フィルタを更新します。