システム設定の指定

システム全体の設定を指定できるのは、管理者のみです。

電子メール・サーバーとパスワードをOracle Essbaseで同期できるのは、アプリケーションの所有者のみです。

システム設定を指定するには:

  1. 「管理」「アプリケーション」「設定」の順に選択します。
  2. 「拡張設定」を選択します。
  3. 「システム設定」を選択します。
  4. オプションを設定します。

    表10-1 システム設定

    オプション 説明

    電子メールの文字セット

    電子メール・メッセージの文字セット:

    • UTF-8

    • 地域設定

    ビジネス・ルール通知

    (Oracle Hyperion Calculation Managerで通知に対して有効な)ルールが完了するか、エラーが発生した場合にユーザーまたはグループに通知するには、「はい」に設定します。

    ユーザーに通知

    「ビジネス・ルール通知」が有効な場合、通知するユーザーまたはグループを1つ選択します。

    Shared ServicesのURL

    Oracle Hyperion Shared ServicesサーバーのURL。「Shared Servicesの登録」をクリックして、アプリケーションをアプリケーション・グループに割り当てます(Shared Servicesアプリケーション・グループへのアプリケーションの割当てを参照)。

    アプリケーションの使用可能

    バックアップ中などのメンテナンス・モードのときに、ユーザーがアプリケーションにアクセスできるかどうかを判別します。メンテナンス中のアプリケーションの使用制限を参照してください。

    代替変数の表示を使用可能にする

    ユーザーが、ビジネス・ルールで実行時プロンプトへの応答時に「メンバー選択」ダイアログ・ボックスに代替変数をどう表示させるかを次のように設定します。

    • すべて表示: すべての代替変数を表示する

    • 何も表示しない: 代替変数を表示しない

    • フィルタの使用可能: 実行時プロンプトに有効な代替変数のみを表示する

    バグ

    ユーザーの選択

    アプリケーションの所有権を別の管理者に割り当てます。

    ユーザーのフル・ネームの表示

    はい: フル・ネーム(たとえば、ヴィクトリア・ヘニングスなど)を表示します。

    いいえ: フル・ネームを表示しません。ユーザーID(たとえば、VHenningsなど)のみ表示されます。

    計算モジュール

    ビジネス・ルールの作成、検証、デプロイおよび管理に使用されるモジュール。(選択できるのはCalculation Managerのみです。)

    ユーザーの選択

    管理者をアプリケーションの所有者として割り当てます。(デフォルトでは、アプリケーションを作成した人がアプリケーションの所有者です。所有者は、別の管理者に所有権を与えることができます。)

  5. 各アプリケーションのシステム設定を指定するには、これらのステップを繰り返してから、「保存」をクリックします。