表示プロパティの設定

「レイアウト」タブで、フォームの非表示や欠落値を空白で表示など、フォーム表示のオプションを設定および編集できます。

勘定科目レベルの注釈を使用可能にもできます。ユーザーは、勘定科目、エンティティ、シナリオおよびバージョン番号への書込み権限がある場合に、フォームの勘定科目に注釈を追加できます。勘定科目レベルの注釈は、シナリオ、バージョンおよびエンティティ・ディメンションの様々な組合せに応じて異なる場合があります。

ノート:

  • 「勘定科目」ディメンションは、行軸に割り当てる必要があります。

  • 「勘定科目」、「エンティティ」、「バージョン」、「シナリオ」のディメンションは、列軸に割り当てることはできません。

  • 「エンティティ」ディメンションは、行、ページまたは視点軸に割り当てることができます。

  • 「バージョン」と「シナリオ」ディメンションは、ページまたは視点軸に割り当てる必要があります。

表示プロパティを設定するには:

  1. フォームを開き「レイアウト」をクリックします。
  2. 「表示プロパティ」を選択し、フォームのオプションを選択します。

    表6-5 表示プロパティ

    オプション 説明
    フォームを読取り専用にする

    複合フォームについては、このオプションを設定できません。

    フォームの非表示

    たとえば、複合フォームの一部であるフォームまたはメニューやタスク・リストからアクセスできるフォームを非表示にします。

    欠落値を空白で表示

    データが存在しないフォーム・セルを空白のままにします。このオプションを選択しない場合、空のセルでは「#MISSING」のテキストが表示されます。

    勘定科目注釈の使用可能

    このオプションは、勘定科目ディメンションが行にある場合のみ使用可能です。

    勘定科目注釈の使用の詳細は、 Oracle Hyperion Planningユーザー・ガイド を参照してください。

    1つのエンティティに複数通貨を許可

    アプリケーションが複数の通貨をサポートする場合、基本通貨に関係なく、エンティティが複数の通貨をサポートするのを許可します。ユーザーはフォームで表示するセル値の通貨を選択できます。

    一括割当ての使用可能

    このオプションを使用するには、ユーザーが「一括割当て」役割を持っている必要があります。

    一括割当ての使用の詳細は、 Oracle Hyperion Planningユーザー・ガイド を参照してください。

    グリッド分散の使用可能

    グリッド分散の使用の詳細は、 Oracle Hyperion Planningユーザー・ガイド を参照してください。

    セル・レベルのドキュメントの使用可能

    (デフォルト)アクセス権限に応じて、ユーザーがフォームのセルでドキュメントを追加、編集、表示できるようにします。フォームでドキュメントをユーザーが使用するのを防ぐには、このオプションをクリアします。

    セル・ドキュメントを使用するには、 Oracle Hyperion Planningユーザー・ガイドアクセス権限の設定を参照してください。

    データのないフォームのメッセージ

    使用可能な行のない問合せのためにフォーム行で表示するテキストを入力します。デフォルトのテキスト「このフォームに有効なデータの行がありません。」を表示するよう、空白を残します。

  3. 「保存」をクリックして処理を保存して続行するか、「終了」をクリックして処理を保存してフォームを閉じます。