Sumは、数値、または行、列、セルにある値の和を戻す算術関数です。
Sum関数の構文:
Sum (arguments)
ここで、argumentsは、次の1つ以上の引数を取ります:
引数 | 説明 |
---|---|
数値 |
数値。たとえば、Sum(10, 20, 30)は、値60を戻します。数値には、小数および負数も使用できます。 |
行、列またはセルの参照 |
グリッド内の行、列またはセルへのポインタ。参照の指定にはいくつかの方法があります。参照構文: |
関数 |
埋込み関数 |
例:
次の例は、30という値を戻します。
sum(10,20)
次の例は、3つの行の和を戻します。
sum(row[1],row[6],row[8])
次の例は、3つの集約列の和を戻します。
sum(column[E], column[G], column[I])
式の行にIDESC
が含まれている場合、合計には親とその子孫がすべて含まれます。
たとえば、フォームは、次の行(および各メンバーの子)で作成されます:
IDESC("Mem1"), IDESC("Mem2"), IDESC("Mem3"), IDESC("Mem4")
式の行が次の式で追加される場合:
SUM(ROW[1],ROW[2],ROW[3],ROW[4])
フォームがデータ・エントリのために開かれたとき、式の行によりすべての親とその子の合計が戻されます。