プランニング・ユニット階層の同期

プランニング・ユニット階層で使用されているディメンション・メンバーを追加、削除または変更する場合、影響を受けるプランニング・ユニット階層をこの変更と同期させる必要があります。プランニング・ユニット階層のリストを表示する場合、各プランニング・ユニット階層のエントリには、最新の変更がプランニング・ユニット階層に反映されているかどうかが示されます。この手順を使用して、プランニング・ユニット階層をディメンション・メンバーの変更と同期させます。

注:

ディメンション・メンバーを追加する場合、ディメンション・メンバーがプランニング・ユニットとして追加されるのは、プランニング・ユニット階層の組込みルールの基準をこれらが満たす場合のみです。たとえば、追加したエンティティが第4世代のエンティティであるときに、第1世代から第3世代までがプランニング・ユニットであると組込みルールに指定されている場合、エンティティはプランニング・ユニットとして追加されません。ただし、このエンティティが第3世代のメンバーである場合は、プランニング・ユニット階層が次回に編集、保存または同期されるときに、プランニング・ユニットとして追加されます。

プランニング・ユニット階層を変更と同期させるには:

  1. 「管理」「承認」の順に選択します。
  2. 「プランニング・ユニット階層」を選択します。「同期済」列では、プランニング・ユニット階層に次のようなラベルが付きます:
    • 同期済 - 変更はプランニング・ユニット階層と同期されます

    • 非同期 - 変更はプランニング・ユニット階層と同期されません

    • 未同期の従属 - 変更は、プランニング・ユニット階層と同期されますが、Oracle Hyperion Public Sector Planning and Budgetingでは、関連する意思決定パッケージのプランニング・ユニット階層と同期されません

    • userによってロック済 - ユーザーがプランニング・ユニット階層を編集または同期中です

    注:

    プランニング・ユニット階層リストを表示した後、ユーザーによってプランニング・ユニット階層の編集または同期が開始された場合、プランニング・ユニット階層リストでは、このプランニング・ユニット階層について「ロック済」とは表示されません。このプランニング・ユニット階層を同期しようとしても同期は行われず、編集中であることを示すエラー・メッセージが表示されます。

  3. 「同期済」「未同期」としてリストされているプランニング・ユニット階層を選択してから、「同期」をクリックします。

    プランニング・ユニット階層に変更が適用され、次に、プランニング・ユニット階層に定義されている組込みルールに従ってプランニング・ユニットのリストが更新されます。

    注:

    別のユーザーによる編集または同期中であるプランニング・ユニット階層を変更と同期させることはできません。