デフォルト・メンバーの検証ルール

レポート・アプリケーションのデフォルト・メンバーには、ソースのOracle Hyperion Planningアプリケーションからプッシュされたデータが格納されます。次のいずれかの制約が該当する場合、またはどちらかのアプリケーションのディメンションがマップされないために有効なデフォルト・メンバーがない場合、マッピングは無効となりエラー・メッセージが表示されます。

ルール:

  • レポート・アプリケーションが集約ストレージ・データベースの場合、デフォルト・メンバーはレベル0でなければなりません。

    ブロックと集約ストレージ・アプリケーション・データベースの詳細は、 Oracle Essbaseデータベース管理者ガイド を参照してください。

  • レポート・アプリケーションがブロック・ストレージ・データベースの場合、デフォルト・メンバーはデータの格納プロパティを持つ任意のメンバーにできます。

  • Planningアプリケーションにディメンションからディメンションへのマッピングしかない場合、デフォルト・メンバーは任意のレベルまたはデータ・ストレージ・タイプにできます。

  • Planningアプリケーションにスマート・リストからディメンションへのマッピングがある場合、デフォルト・メンバーはレベル0でなければなりません。また、ソース・プラン・タイプに勘定科目の密ディメンションが含まれている必要があり、スマート・リストに少なくとも1つのメンバーが関連付けられていなければなりません。

  • マッピングで子孫(Acct_Default)が選択されている場合、レポート・アプリケーション内にAcct_Defaultメンバーが存在する必要があります。

注:

有効だったマッピングでも、ディメンション、メンバーまたはスマート・リストが名前変更、削除、追加された場合には無効になることがあります。ターゲット・プラン・タイプのディメンションに変更がある場合は、「レポート・アプリケーションのマップ」画面で対応するアプリケーション・マッピングを選択し、リフレッシュをクリックしてデータをリフレッシュする必要があります。