特定セルをロックしたデータの分散例

例1

データをロックおよび分散する前に、勘定科目Aには次の表に記載されている値があります:

1月 2月 3月 Q1

勘定科目A

100

100

100

300

2月と3月の値を100にロックし、Q1の値を300から600に変更します。1月、2月、3月の合計を600にする必要がありますが、2月と3月がそれぞれ100にロックされているので、Oracle Hyperion Planningは1月の値が400となるように計算して表示されます。

ロックおよび分散後は、データは次の表のように表示されます。

1月 2月 3月 Q1

勘定科目A

400

100

100

600

例2

ロックおよび分散する前、勘定科目Bには次の表に記載された値があります。

Q1 Q2 Q3 Q4 年合計

勘定科目B

100

100

100

100

400

Q1とQ2の値をそれぞれ100にロックし、年合計を400から800に変更します。年の合計が800になる必要がありますが、Q1とQ2がそれぞれ100にロックされているので、PlanningによってQ3とQ4の値がそれぞれ300と計算されて表示されます。

ロックおよび分散後は、データは次の表のように表示されます:

Q1 Q2 Q3 Q4 年合計

勘定科目B

100

100

300

300

800