アド・ホック・グリッドを使用して、頻繁にアクセスするまたは他のユーザーが使用できる選択したデータ・スライスを作成およびカスタマイズできます。アド・ホック・グリッドを使用するには、適切なアクセス権限およびアドホック・ユーザーの役割が付与されている必要があり、アド・ホック・グリッドを開いてデータ・スライスを動的に変更できます。アド・ホック・グリッド作成者の役割がある場合、自分自身または他のユーザーが使用できるようにアド・ホック・グリッドを保存できます(アド・ホックの役割を参照)。アド・ホック・グリッドはOracle Hyperion PlanningおよびOracle Smart View for Officeから同様の方法で作成およびアクセスできます。
始めは、アド・ホック・グリッドは作成された元のフォームのルート・ディメンショナル・レイアウトを反映します。しかし、ユーザーはフォーム定義により限定されず、データ交差およびアド・ホック・グリッドのレイアウトを完全に変更することができます(メンバーへのアクセス権があるものとします)。
例:
表示したい方法で表示されるようにグリッドをカスタマイズすることで、自分の地域の利益率を迅速に確認する
他の人が作成したアド・ホック・グリッドを開き、その定義を変更する: メンバー、表示する軸など
アド・ホック・アクションは、選択したプラン・タイプのルート・ディメンションから、最上位のメニューまたはフォームで右クリックのどちらからでも実行できます。この柔軟性により、プラン・タイプのルート・レベルで開始してから任意の場所に移動できます。フォームから開始することにより、フォームの境界から開始して、境界を越えてまたは境界内で移動できます。
注意:
アド・ホック・グリッドとそのディメンション・メンバーへのアクセス権限は保持されるので、読取りまたは書込みアクセス権限が付与されたグリッドおよびメンバーのみを表示できます。
アド・ホック・グリッドが起動されたフォームに行または列グループがある場合、メンバーがアド・ホック・グリッドにあるとみなされますがグループそのものは違います。
アド・ホック・アクションの実行を参照してください。