アプリケーションへのアクセスは、ユーザーのセキュリティの役割と役割に付与された権限に応じて異なります:
表12-1 セキュリティ役割
セキュリティ役割 | 説明 |
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TSS管理者 |
プロビジョニングを除くシステム管理タスクを制御します。管理者は次のタスクを実行できます:
次のオブジェクトに対する完全なアクセス権を持ちます:
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TSSパワー・ユーザー |
同じユーザーはたいていの場合、管理者およびパワー・ユーザーです。
アプリケーションで次のオブジェクトに対する完全なアクセス権を持ちます:
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TSSディメンション編集者 |
ディメンション編集者は、ディメンション・メンバーのメンテナンスに関して、ローカル・パワー・ユーザーの役割を持ちます。エンティティが異なればディメンション・メンバーも異なる可能性があるため、グローバル・パワー・ユーザーがすべてのエンティティの有効なメンバーをすべて作成するのは不可能であることから、この役割は重要です。
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TSSユーザー |
フォーム・インスタンスのデータにアクセスします。アクセス権が表示か変更かは、ワークフローの割当てによって異なります。ユーザーはシステム設定やメタデータ情報にアクセスできません。
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TSSドリルスルー |
「ドリルスルー」役割を使用すると、ユーザーは、Financial Managementに転記されたデータに対応したフォーム・インスタンスを含むドリルスルー・ランディング・ページにアクセスできます。ユーザーは、このフォーム・インスタンスの情報のみを表示できます。ユーザーは、印刷プレビューやスプレッドシートへのエクスポートなどのアクションを、このドリルスルー・ランディング・ページでのみ実行できます。このユーザーはアプリケーション・システムにアクセスできません。 |
TSSレポート・デザイナ |
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セキュリティ役割は、外部認証プロバイダのユーザー、グループまたはチームのリストが表示されるOracle Hyperion Shared Services Consoleで割り当てます。セキュリティ役割は、グループまたは個人に割り当てられます。
セキュリティ役割を割り当てるには: