システム自動タスクの許可

管理者がシステム自動タスクを作成するとき、セキュリティ上の目的で、そのタスクが実行されるユーザー・アカウントを指定します。指定したユーザーに変更があった場合、あるいは担当者またはタスク所有者以外の誰かによってタスク・パラメータが変更された場合、管理者はセキュリティを維持するために、タスク実行の許可を要求できます。システム自動タスクの場合、「別名実行」に指定したユーザーまたは「所有者」以外のユーザーがパラメータを変更する場合、そのタスクは許可を受ける必要があります。許可は、システム自動タスクを実行するユーザーが、そのタスクを実行するためのアプリケーションやデータに対するセキュリティ権限を持っていることを保証します。

管理者は、ユーザーに許可の取得を要求する電子メールを送信できます。許可ダイアログ・ボックスには、電子メール内のリンクから、またはアプリケーションにログオンすることでアクセスできます。

さらに、システム自動タスクの実行がスケジュールされているとき、許可がなければ、そのタスクは実行されず、ステータスが「要注意」に変わります。タスクが割り当てられている場合、「個人用ワークリスト」にそれが表示されます。許可が必要なタスクも、「要注意」として「タスク・リスト」に表示されます。

タスクを許可するには:

  1. アクションを行います:
    • 電子メール通知から、「タスクの許可」を選択します。

    • 「個人用ワークリスト」から、「許可が必要です」タスクを選択します。

    • 「タスク・リスト」から、「許可が必要」タスクを選択します。

    「ユーザー」選択リストと、許可されていないタスクの表が表示されます。ユーザー選択リストには、担当するシステム自動タスクが保留中で、許可が必要なユーザーが示されています。

  2. ユーザー選択リストから、ユーザーを選択します。

    そのユーザーに許可されていないタスクのリストが表示されます。許可されていないタスクが存在するユーザーの場合、リストの先頭に自分のユーザー名が太字で表示されます。

  3. 許可の必要なタスクを選択します。

    ヒント:

    許可のためにすべてのタスクを選択するには、列ヘッダーにある「すべて選択」チェック・ボックスを選択します。

  4. タスクの詳細を表示するには、タスク名を選択し、タスクのパラメータを確認します。

    ヒント:

    タスク所有者に電子メールで連絡するには、タスクの隣の所有者名をクリックし、ユーザーの詳細を表示します。

  5. 自分以外のユーザーを選択すると、ユーザー・パスワードを要求されます。次のいずれかの手順を実行します:
    • ユーザー・パスワードがわかる場合は、入力します。許可されていないタスクのリストが表示されます。タスクを選択し、「許可」をクリックしてそれらを許可すると、許可したタスクがリストから削除されます。

    • ユーザー・パスワードがわからず、そのユーザーから許可を得る必要がある場合、「許可要求の送信」をクリックして、そのユーザーに電子メールを送信します。

      「ユーザーの選択」ボックスから、ユーザーを検索して選択し、「OK」をクリックします。

  6. 「OK」をクリックします。