状態は「State」ダイアログで定義しますが、このダイアログは、「Case Management Administration」内の「Workflow Editor」にある「States」タブからアクセスできます。新しい状態を作成する場合は「States」リストの下にある「Add...」ボタンを押し、状態を編集する場合は既存の状態をダブルクリックして、ダイアログを開きます。
「State」ダイアログは、2つのメイン領域で構成されています。
これらの各セクションの詳細は、後述の説明を参照してください。状態の属性をすべて定義した後は、「OK」ボタンを押して変更内容を保存します。
画面のこの部分では、状態の名称と摘要を定義します。
このタブは、状態に遷移を割り当てるために使用します。状態に割り当てる遷移では、ケースまたはアラートがその状態から移動できる有効な方法と、状態が変更されたときにケースまたはアラートの属性設定に対して行う変更を定義します。
遷移をリスト間で移動するには、次のいずれかの方法を使用します。
このタブは、状態の失効設定を構成するために使用します。失効設定はオプションで、状態の実行時に実行するアクションを指定します。アクションには、ケースまたはアラートに遷移を適用したり、状態の属性または拡張属性のいずれかの値を変更することを含めることができます。
状態の失効は自動化でき、その場合、デフォルトでは指定した間隔の後に状態が自動的に失効します。あるいは、Case Managementで個々のケースまたはアラートに失効間隔を手動で設定できます。ケースまたはアラートの状態の状態失効が有効でないかぎり、ケースまたはアラートに失効間隔を設定できません。
前述のダイアログに表示された状態の失効設定は、次のことを示しています。
「Attribute」リストおよび「Extended Attribute」リストには、状態の失効時に属性および拡張属性に対して行われる変更が表示されます。
いずれかのリストにアクションを追加するには、リストの下にある「+」ボタンを押します。既存のアクションを編集するには、アクションをダブルクリックします。アクションを削除するには、リストでアクションをクリックし、リストの下にある「-」ボタンを押します。
いずれかの属性のアクションを追加または編集するダイアログで必要なのは、属性または拡張属性とその新しい値の指定のみです。属性の新しい値の入力に使用されるコントロールは、属性のタイプに応じて変化します。
属性と必要な値を設定した後に、「OK」を押します。
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