遷移の定義

遷移は「Transition」ダイアログで定義しますが、このダイアログは、「Case Management Administration」内の「Workflow Editor」にある「States」タブまたは「Reception」タブからアクセスできます。新しい遷移を作成する場合は「Transitions」リストの下にある「Add...」ボタンを押し、遷移を編集する場合は既存の遷移をダブルクリックして、ダイアログを開きます。

「Transition」ダイアログは、3つのメイン領域で構成されています。

これらの各セクションの詳細は、後述の説明を参照してください。遷移の属性をすべて定義した後は、「OK」ボタンを押して変更内容を保存します。

基本構成

画面のこの部分では、遷移の名称と摘要、およびターゲットの状態と権限を定義します。

コメントの構成

画面のこの部分では、遷移のコメント構成を定義します。遷移は、ケースまたはアラートに適用されるときにコメントの入力を必須とするように構成できます。この遷移の使用で最も一般的なシナリオに対応するデフォルト・コメント、および他の一般的なシナリオに対応する1つ以上のテンプレート・コメントを定義することもできます。

 

属性アクションおよび拡張属性アクション

画面のこの部分には、この遷移の使用時にケースまたはアラートの属性および拡張属性に対して行われる変更が表示されます。上のボックスには、ケースまたはアラートの属性に対する変更が表示され、下のボックスには、拡張属性に対する変更が表示されます。

いずれかのリストにアクションを追加するには、リストの下にある「+」ボタンを押します。既存のアクションを編集するには、アクションをダブルクリックします。アクションを削除するには、リストでアクションをクリックし、リストの下にある「-」ボタンを押します。

いずれかの属性のアクションを追加または編集するダイアログで必要なのは、属性または拡張属性とその新しい値の指定のみです。属性の新しい値の入力に使用されるコントロールは、属性のタイプに応じて変化します。

属性と必要な値を設定した後に、「OK」を押します。

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