クライアント側データ・ストア

ファイルまたはデータベースへのアクセス方法は選択可能です(クライアント経由またはサーバー経由)。

クライアント経由でファイルまたはデータベースにアクセスすることを選択した場合、データ・ストアへの接続はクライアント・マシン上のドライバを介して実行されます。つまり、ストアのデータはEDQサーバー上のドライバを使用してファイルからプルされるのではなく、クライアント経由でEDQサーバーにプッシュされます。これは、EDQサーバーからデータ・ストアにアクセスできない状況(たとえば、クライアント・マシンに格納可能なExcelスプレッドシートやその他のファイルの処理を可能にする場合)に役立ちます。

この場合は次の制限が適用されます。

「スナップショット」および「エクスポート」を参照してください。

たとえば、夜間プロセスによってファイルが定期的にアップロードされて取得される場合など、スケジュールされているファイルまたはデータベースにアクセスする必要がある場合は、サーバー経由でそのファイルにアクセスすることを選択する必要があります。ファイルベースのデータ・ストアの場合は、スナップショットを作成する必要があるときに、サーバー上のランディング領域にそのファイルが存在する必要があることを意味します。エクスポートでファイルを書き込む場合、ファイルはエクスポート・タスクによって作成されますが、そのファイルの構成済ディレクトリがすでに存在している必要があります。

ファイルやデータベースにアクセスするための構成オプションは、そのファイルにクライアント経由でアクセスするかサーバー経由でアクセスするかによって異なる場合があります(使用するドライバが異なるため)。

EDQのファイル用のデフォルト・ランディング領域は次のとおりです。

C:\Program Files\Oracle\\config\landingarea

注意: 管理者は必要に応じて、EDQ起動パッドからEDQ構成ディレクトリを変更できます。

Oracle (R) Enterprise Data Qualityオンライン・ヘルプ バージョン8.1
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