トリガーの使用

トリガーは、ジョブを開始する手段または他のジョブを中断する手段を提供します。デフォルトでは、2つのタイプのトリガーを使用できます。

事前構成されたこの2つのアクションに加え、JMSメッセージの送信やWebサービスの呼出しなど、管理者はトリガー・アクションをさらに構成できます。新しいトリガー・アクションを設定する必要がある場合、詳細はサポートに連絡してください。

トリガーが起動される可能性は3回あります。

ジョブへのトリガーの追加

トリガーは、ツール・パレットからドラッグすることでジョブに追加されます。

トリガーをジョブに追加するには、追加するトリガー・タイプをクリックしてフェーズにドラッグします。トリガーをフェーズにドロップするとダイアログが表示され、ここで、トリガーがターゲットにする特定のジョブまたはWebサービスを選択し、さらにフェーズ内でトリガーを実行する時点を選択します。

「Run Job」トリガーを追加していると仮定した場合、前述のダイアログでの選択により、残りのフェーズが実行される前に「Prepare and run Individual Search」ジョブを実行するトリガーが作成されます。

ジョブに追加したトリガーは、フェーズに灰色のバーで表示されます。トリガーの名称にはトリガーがターゲットにしたジョブが表示され、アイコンはトリガーのタイプを示します。

ジョブからのトリガーの削除

トリガーの白い「x」が描かれた赤いボタンをクリックすることで、トリガーを削除できます。

関係判定トリガー

関係判定トリガーを使用して、手動による関連判定の実行時に起動するトリガー・アクションを選択できます。たとえば、このトリガーを使用して、ウォッチリストと照合した本人確認として個人を特定するなどのアクションがさらに必要と判定されたことを別のアプリケーションに通知できます。

トリガーは、管理者がEDQサーバーで設定する必要があります。カスタム要件(たとえば、マッチ・レビュー・アプリケーションでのマッチ判定時に別のアプリケーションに通知する)に従って新しいトリガーを設定する必要がある場合、詳細は顧客担当に連絡してください。

Oracle (R) Enterprise Data Qualityオンライン・ヘルプ バージョン8.1
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