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Generate Warning |
「Generate Warning」プロセッサは、(構成可能なしきい値を超えた)一定数のレコードを処理する場合には、警告を生成またはプロセス失敗をトリガー(あるいはその両方を実行)するように設計されています。
「Generate Warning」プロセッサは、プロセスの実行時に警告を通知する場合に、ジョブの通知機能とともに使用します。たとえば、監査プロセッサを使用してデータ妥当性をチェックし、nを超える数のレコードがチェックに失敗した場合に警告を生成する場合があります。さらに、どのような場合でもプロセスの残りの部分を再実行する必要があることがわかっている場合は、実行を続行しないようにプロセスを失敗させる場合があります。
したがって、「Generate Warning」プロセッサを使用すると、イベント・ログおよび通知Eメールに表示するデータ・エラーを生成する内容の独自の定義を設定できます。
設計中に同じプロセスを繰返し実行する際に不要な警告が生成されないように、「Generate Warning」プロセッサでは、その再実行マーカーが次のように設定されている場合にのみ、新しい警告が生成されます。
あるいは、インテリジェント実行がオフの状態のプロセスまたはジョブで実行された場合も同様です。
再実行マーカーは、データの新規セットがプロセスに入力された場合、またはプロセッサの構成が変更された場合に必ず設定されます。
このプロセッサには入力は必要ありません。
オプション |
タイプ |
目的 |
デフォルト値 |
Warning Message |
自由形式テキスト |
イベント・ログおよび通知Eメールに出力される警告メッセージ。 |
なし |
Warning Record Threshold |
数値 |
警告メッセージをトリガーするレコード数。 |
1 |
Abort Process On Record Threshold |
Yes/No |
「Failure Record Threshold」に基づいてプロセスを失敗させるかどうかを決定します。 |
No |
Failure Record Threshold |
数値 |
プロセス失敗(中止)をトリガーするレコード数。 |
なし |
なし
なし
実行モード |
サポート |
バッチ |
Yes |
リアルタイム・モニタリング |
Yes |
リアルタイム応答 |
Yes |
「Generate Warning」プロセッサは結果を出力しません。プロセスが「Failure Record Threshold」に到達したために中止された場合、プロセス内のいずれのプロセッサにも結果はないことに注意してください。
なし
この例では、「Generate Warning」を使用して、無効な国コードを含むレコードの数が1000を超えた場合に警告メッセージをトリガーします。オプションは次のように設定します。
Warning Message: 1000 or more records with invalid country code.
Warning Record Threshold: 1000
Abort Process on Record Threshold: No
無効な国コードを含むレコードの数が1000を超えたとき、警告メッセージがイベント・ログに出力されます。このプロセスを実行しているジョブに通知Eメールが設定されている場合は、警告メッセージが組み込まれます。
Oracle (R) Enterprise Data Qualityオンライン・ヘルプ バージョン8.1
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